白石かおるのレビュー一覧
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解説にも書かれているとおり、主人公を受け入れられるかがポイントかも。
冒頭のハチ公前に生首を置くというセンセーショナルなシーン以降、本当に普通の日常が続いていって終着点がなかなか見えません。そういったところも含めて、ありきたりなミステリーではないとは言えると思います。Posted by ブクログ -
主人公のキャラ立ちが凄くて、冷静で低い熱量の性格の癖に、自分を曲げず意外なほど(淡々と)直接的な物言いをするし、唐突すぎる行動力は「俺様」的で、あろうことか目的を達成するために「生首」を人目につく場所に置きざりにして、残った(首なし)死体を自宅の大型冷蔵庫に保管している・・・
この主人公で二冊目が出...続きを読むPosted by ブクログ -
キャラに引き付けられる
ずーっとイヤな気分で読み続けていたけど、鈍い私も何かあると思い始めてから、ページが早くめくられていきました
首の無い彼女・・・最後まで存在感が大きい死体でしたPosted by ブクログ -
表紙買いだったが、なんだかんだ良かった。
話の冒頭が衝撃的だったけど中盤に色んなことが起こる上に主人公が冷徹なキャラクターなので、最後の最後まで主人公がどうしてこんなことをしたのか、どうしたいのかよく分からないままだった。怒涛のタネ明かしにビックリした。途中で勘づいた読者はいるんだろうか……??
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何というのだろう。
主人公がとにかく変わっている。
感情を露わにすることもなく、いつでも淡々と、それでいて行動的で鼻に付くほど冷静だ。
「あなたは何様?」と言いたくなるような場面もあり、どうにも感情移入ができるような人物ではない。
生首を人目のある場所に置き、自宅の大型冷蔵庫には首なし死体を大切に保...続きを読むPosted by ブクログ -
ハチ公前に、彼女の首だけを置いた主人公。
何故首だけなのか、彼が殺したのか。
読んでいくうちに、彼女との関係も
どうしてこうなったのか、も分かります。
そして不思議な電話の主も。
流されているようで流されていない主人公。
解説にありましたが、確かにこれは
好き嫌いがはっきりする主人公かと。
出来...続きを読むPosted by ブクログ -
物語は「ぼく」こと白石かおるが渋谷ハチ公前に女性の生首を置くという衝撃的なシーンから始まります。なぜそんなことをしたのか、白石かおるは何を考えて行動しているのかが最大の焦点になるのですが、残念ながら彼の思考は常識外れでついていけませんでした。
しかし、この感覚のズレをミステリーのネタにする試みはオリ...続きを読むPosted by ブクログ -
【あらすじ】
僕=白石かおるは商社勤めのサラリーマン。自宅で切り落とした女性の首を渋谷の街に置き、ある「知らせ」を待っている。だが進展がないまま、自宅に何者かが侵入し、保管してある遺体から指を切り取って公園に遺棄した。不気味な模倣犯の目的は……? そして数日後、東京を襲った地震が事態を一気に加速させ...続きを読むPosted by ブクログ -
前作より個人個人の性格がよく描写されていておもしろかったです。また白石の考えや行動にはちょっとハッとさせられたり思ってもいない反応をしてくれたPosted by ブクログ
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続くような感じではなかったから意外だった続編。主人公的には前作を引きずってるけど、内容的には全然引きずっていないのがちょっと微妙。キャラも嫌いではないし、話も嫌いではない。Posted by ブクログ
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タイトルに釣られて購入。当たりだったみたいでラッキー。特別目立つキャラはいないけど、推理がとても面白かった。静かだけど、なぜか引き込まれる映画を観ているような感じだった。前作もあるらしいから読んでみたい。Posted by ブクログ
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■冬の朝、僕は生首を置きに行く。彼女の願いを叶えるために--
僕=白石かおるは商社勤めのサラリーマン。自宅で切り落とした女性の首を渋谷の街に置き、ある「知らせ」を待っている。だが進展がないまま、自宅に何者かが侵入し、保管してある遺体から指を切り取って公園に遺棄した。不気味な模倣犯の目的は……? そ...続きを読むPosted by ブクログ