堀内勉のレビュー一覧
-
読書とは自分のなかに基軸をつくり自分を見失わないようにする行為である。そうして、社会や人ととのつながり方を学ぶものである。
という著者の主張には、現在の資本主義が社会のOSとして機能しており意識しなければ資本主義という舞台で知らず知らずのうちに資本主義的な考えや資本主義的な振る舞いを行なってしまう...続きを読むPosted by ブクログ -
読書とは何か、私たちは本を読むこととどう向き合うのかについて考えるための一冊。
参考図書の紹介が多いのも良かった。
読書をすれば偉くなれるとか得をするとかそういったことではないので、具体的な指示や何らかの短期的な効果を求める人には向いていないかもしれません。Posted by ブクログ -
辞書的本 著書が、ビジネスリーダたちに理解してもらいたい、人類の歴史に残る名著を理解してもらいたいが目的です。
構成は以下です。
序章 学問の構造と本書の構成
第1部 人類の知の進化
第1章 宗教と神話
第2章 哲学と思想
第3章 経済と資本主義
第2部 人類の歴史に残ろ200冊
第1章...続きを読むPosted by ブクログ -
200冊のあらすじと解説を見開き1ページで述べている
分野別の目次になっているが
巻末に年表が有り、歴史とその時代の有名図書を紹介している。
年表から気になった本から読み込む。
子供と片っ端読みたい
Posted by ブクログ -
古今東西の哲学、科学、経済、宗教など古典を網羅した大部なガイド本。著者は金融業界出身でバブルやリーマンショックを経験し、リーダーに求められる教養の必要性を説く。作家が解説する読書ガイドよりは説得力があり、学際的で知的刺激が与えられる一冊。Posted by ブクログ
-
著者の趣味趣向でオススメの本を羅列するのだはなく、各分野ごとに体系的に勧めてくれおり、順序に沿って読み進めるだけどその分野のどのような推移を辿ってきているのかを大雑把に掴むことができる。第1章の大枠の流れを説明してくれている部分と合わせて、本書を通して総合的に学ぶこともできている、ありがたい。
学...続きを読むPosted by ブクログ -
圧倒的なインプット(読書)とアウトプット(著作)の量に驚かされた。いつか読もうと思っていた本が多く取り上げられており、改めて古典の重要性を認識した。Posted by ブクログ
-
宗教、哲学、経済の歴史をざっくり概観した後、200冊の書評(リストだけなら300冊)。難解と言われる本もなんのその、一体どうやったらこんなにちゃんと読めるんだろう。
積読しておいて、読む本に困ったときや、難解書の導入に使いたい。Posted by ブクログ -
2024年7冊目。満足度★★★★☆
元銀行員。最近出たベストセラー本『読書大全』(積読中:笑)の著者
最近読書量が減っている私が、改めて読書に真面目に向かい合いたいと思い手にとった一冊
知的欲求が高まった
読書の効用・素晴らしさを再認識。本棚に並ぶ書籍の中身を大きく変えたい衝動に駆られたPosted by ブクログ -
読書によって、自分を取りまく枠組み(資本主義や組織の空気)から上の視座に立つメタ認知を得る重要性を説く本。
読書をする理由や読書をすることでどうなるかを、様々な古今東西の名著を引用しながら紹介しています。
著者は東大→日本興業銀行→ゴールドマン・サックスと資本主義ど真ん中のキャリアですが、キャリア...続きを読むPosted by ブクログ -
筆者が実際に読んだ本が体系的にまとめられている。
各本の紹介に入る前に、序章で前提知識として、宗教・哲学・経済の説明がある。
(自分にあまりなじみがないためか、宗教の説明が難しかった。)
各本の紹介は、簡潔にまとめられている。得に6章の人生・教育・芸術が印象に残ったので、幾つかの本を読んでみたいと思...続きを読むPosted by ブクログ -
これ自体から学ぶというよりは、現代においてどれだけ学ぶべき良書とされるものがあるかについて絶望するのにちょうど良い本だと思いました。
学びに合わせて、何度か読み直したい本であると思えました。Posted by ブクログ -
はじめにに「どんなにたくさんあっても整理されていない蔵書より、ほどよい冊数で、きちんと整理されている蔵書の方が、ずっと役に立つ。同じことが知識についてもいえる。いかに大量にかき集めても、自分の頭で考えずに鵜呑みにした知識より、量はずっと少なくとも、じっくり考え抜いた知識のほうが、はるかに価値がある」...続きを読むPosted by ブクログ
-
分野ごとに歴史的名著たちの概要と関係性を俯瞰して把握できる。
この本を読むだけで紹介されている200冊の内容を理解することは不可能だが、書店で何か一冊でも見つけると「おっ」と思って手に取るようになる。そんなきっかけを与えてくれる一冊。Posted by ブクログ -
古典のブックガイドですね。
1部は、宗教、哲学、経済の概説が書いてありますが、
それぞれの入門書、概説書に書いてあるような事が書いてあります。
この著者の独自性はなく、冗長に感じました。
1部で全体の位置付けを行なっていると言っていますが、概説としては紙面が少なく、教科書的な記述になっています。
教...続きを読むPosted by ブクログ -
<目次>
はじめに
序章
第1部 人類の知の進化
第1章 宗教と神話
第2章 哲学と思想
第3章 経済と資本主義
第2部 人類の歴史に残る200冊
第1章 資本主義/経済/経営
第2章 宗教/哲学/思想
第3章 国家/政治/社会
第4章 歴史/文明/人類
第5章 ...続きを読むPosted by ブクログ -
<目次>
序章 自分を形作る読書~人格をつくりあげるのはあなた自身である
第1章 人生を変える読書~あなたはまだ本当の読書を知らない
第2章 生きるための読書~不確実な人生を生き抜く力を手に入れる
第3章 好きから始める読書~読書至上主義という思い込みを捨てる
第4章 対話としての読書~...続きを読むPosted by ブクログ -
本書の前半では、宗教、哲学・思想、経済学の歴史について概説した上で、
後半では、前半の歴史を踏まえながら、人類の歴史に影響を与えた本として、経済、宗教・哲学・思想、政治・社会、歴史・文化人類学、自然科学、人生論など、日本について、と分野別に合計200冊の本が紹介されている。
(紹介されている本の数は...続きを読むPosted by ブクログ