小川彗のレビュー一覧

  • 小学館ジュニア文庫 九丁目の呪い花屋

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    ネタバレ

    花びらに強く願えばどんな願い事も叶うが、代わり見合った代償を差し出さなくてはいけないという青い花。花は願いを持つ者を引き付け、その者は対価を支払いながらも願いを叶えていく。次第に積もる欲望に自身を押し潰される恐怖も知らずに。




    小学館ジュニア文庫という事で当然、読む対象は大人ではなく子供に向けた本のはずなのだが、大人が読んでも十分に面白い。「九丁目の呪いの花屋」というタイトルのためおどろおどろしい、花をもってして他者を呪う、憎しみや欲望渦巻くオカルトめいた話かと思ったが、ダークファンタジーの印象が強い。花に願い、願いが叶い、代わりに代償を支払う。最初はどの主人公も半信半疑で、小さな願いか

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    2020年09月22日