D〔di:〕のレビュー一覧

  • ファイアースターマン日記

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    恋人と別れ、仕事もなくした水沢マリノは、友人の紹介でネット会社のアルバイトをはじめることになります。それは、「ファイアースターマンダイアリー」という交換日記を模したアプリケーションで、「ファイアースターマン」というキャラクターになって、ユーザーの日記に返信をするという仕事でした。

    仕事をつづけていくうちに、思いもかけないひととのつながりにマリノが入り込んでいくことになり、なぜか彼女のことを気にかけるバイト仲間の萩原という男とともに、暴走ぎみの活躍をつづけていきます。

    著者の小説作品のなかではエンターテインメント性が強いものになるのではないでしょうか。主人公の勢いに引っ張られていくうちに、元

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    2019年08月13日
  • ファイアースターマン日記

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    装丁が素敵です。
    可愛らしい表紙です。
    その表紙にピッタリの帯タイトル、
    「だから、
     サヨナラを言うね――過去の自分に。」


    D〔di:〕さんて、
    漫画、小説、音楽など
    幅広く活躍されてる方なんですね。
    小説も、
    中の挿絵も、
    そこに書かれている詩のような文章も、
    鋭くて可愛らしくて。

    大好きだった彼と別れ、
    仕事も失った水沢マリノは友人に紹介されたアルバイトを始める。

    それは、
    ファイアースターマンというキャラクターになりきって
    ネット上でユーザーと交換日記をするというもの。

    日記を書いてる人たちも、
    それに返事を書く人たちも、
    みんなみんな悩

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    2012年08月16日
  • ファイアースターマン日記

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    「あなたは今からファイアースターマンなのです!―失恋により人生のどん底をさまよう無職の女子・水沢マリノは、ネット上の架空のキャラクター、ファイアースターマンになりきり、悩める人々と交換日記をすることで、彼らを元気づけるというアルバイトを始める。しかし、様々な人生に触れるうちに事件に巻き込まれ、プロジェクトの発案者の思惑と謎に迫るはめに…注目の新進作家D(di:)が贈る、感動の恋と涙と友情の青春小説。 」
    お友達が面白い本ということで貸してくれた本。「D(ディー)」さんの本らしいのですが、
    正直見たことも聞いたこともなかったのです。
    でも!!すっごい面白かった!
    いや、これは傑作。元気にもなれる

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    2010年12月01日
  • ファイアースターマン日記

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    設定はとびきり面白い。
    が、登場人物たちの苦悩はすでに手垢のついたものであるのが少し残念。作者な突き放した視点が好きだったが、割とハッピーに終わってしまった。
    文体がポップで楽しい。

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    2012年07月26日
  • ファイアースターマン日記

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    すごく軽くて現代っぽい小説。
    ネット上の日記という扱っている題材とか主人公の話し方(一人称の文)とか。
    「新しい」って感じがすごいします。

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    2011年09月14日
  • ファイアースターマン日記

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    「長年叩き込まれた強靭な三高崇拝精神」にがんじがらめのアラサーOLにも「生きているのが恥ずかしい。この世自体が恥ずかしい」ゴスロリJKにも、ファイアースターマンは優しく寄り添い、「勇気づけるコトバで人の心に火をつける」。しかしそんなスーパーヒーロー・ファイアースターマンの実態は失恋と失職にあえぐ人間・マリノであり、「自分だけが辛いって思ったらダメでしょ!」のことばどおり、ファイアースターマン自身がファイアースターマンを必要としている。「辛い状況の人間が、弱っている人間にどこまで勇気を与えられるのか」「他人を励ますことによって、オペレーター自身(=ファイアースターマン)にも何か得るものがあれば」

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    2010年09月20日
  • ファイアースターマン日記

    Posted by ブクログ

    表紙に惹かれて買ってみた1冊。
    正直中身が理解できたかどうかは怪しいけれど、読みやすい作品でした。
    恋愛小説として考えればさまざまな人間関係がうまく入り混じって面白かった。
    ただ、新しいノベルコミックというスタイルを考えれば、若干キャラがおざなりな気が…。
    最後までファイヤースターマンに親しみを持てなかったのが残念。

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    2010年06月03日