深爪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
SNSでフォローしている深爪さん。
共感できること、日頃なんとなく思っているけど自分では言語化できていないことの再確認、など、楽しく読めた。
特に最近たまたま感じたことがそのままタイトルになっていて、うんうんと首肯しながら読んだのが”「気の持ちよう」で治れば苦労しない”。深爪さんも書いていたように、「自分の知らないこと(とくに病気)に関してコメントするときには慎重にした方がいいよね」。本当にそう。それと、知ってるつもりになって、余計なアドバイスをしたり、その人その人の悩みや苦労を軽んじる言い方をすることには、本当に気を付けないと。自分にも言い聞かせなきゃ。 -
Posted by ブクログ
読み終わって、母親は大変なんだなと思った。妻に勧められ読んだ本。彼女は最近、毒親と言うキーワードに関心を持っている様だ。
私も読んでみる。軽いトーク調で、親あるあるを書いてくれキャッチーだし、ちゃんと自分の行動を第三者目線、客観視できているので、納得しやすいのが本書の良いところだなと思った。
私も妻がこういう行動するときあるよなと思い、成程頭の中はこうなっているのかと勉強にもなる。
例えば
・妻「なぜ私はこんなに荷物を抱えておるのに、お前はのほほんとゲームをしているのか?」
夫「必要のないものまで持とうとするから死にそうになるんだよ、置けばいいのに」
確かに私は先回りした挙句最悪のケース -
Posted by ブクログ
いわゆる、毒親を持つ子供が親になった時に思うこと•エッセイ、というのだろうか。
自分も、毒親とまでは呼ばないが
あ、これ以上この人の言うこと聞いちゃダメだ
と思う部分が母親にはあって
もう完全に許せない出来事があってからは
意識的に距離をとっている。
怖すぎるのよ、特に母親というのは、
影響力が強すぎて。
親になったときに同じような存在になるんじゃないかととても不安。
この本、たぶん正解が載っている訳でもないけれど(たぶん正解というものはないんだろうな)、
一つの事例として読んでみるのはいいと思う。
以下、印象に残ったところ。
p112
そのとき、ふと気づいた。母は我が子の「自我」を認めた -
Posted by ブクログ
深爪さんというアルファツイッタラーによる、子育てにまつわるエッセイ。
「親になればわかる」こともあったけれど、大体のことはまだ「親になってもわからない」。
私もその通りなので、深爪さんのウィットに富んだ文章で綴られる包み隠さない育児のありさまは、読んでいて救われる部分が多かった。
離乳食を食べない息子との攻防が繰り広げられる「まほうのおほしさま」、エロ本の執筆中に物語をねだる娘のための創作「たったひとりのために書いた世界にひとつだけのおはなし」の章では、涙がこぼれた。
育児ってしんどくてつらいことばっかりだけど、私はこういった瞬間にすべてが報われるような気がしている。その瞬間が、たちまちのうち -
Posted by ブクログ
子育ては人生の2周目と言われるが、1周目で後悔のある人はつい2周目でリベンジを果たしたくなってしまう
それが毒親の始まりなのかもしれない
ただ、毒親にも大きくニ種類に分けられると思っていて、一つは奪われたものを奪い返そうとする親、もう一つは奪われたものを我が子には与えてあげたいという想いが強すぎるばかりに子に呪いをかけてしまう親である
正しさは人それぞれなので押し付けることはできないが、私は正しさとはその人が幸せだと思える根拠だと思う
ゆえに、育て方に正解など無いことを前提として持論を述べさせてもらえば、"子どもがありのままの自分で幸せを感じられる"ように育てることが正