山うたのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読後感
惜しい。評価の半分は読後感でできている。もう半分は一緒にリンゴを食べたい気持ち←
約400年行き続ける不老不死の見た目20代女性である稲葉すずが主人公。舞台は現代。自称「前向きポジティブマン」の19歳男性である宇佐見咲朗(サク)と同棲しているところから物語はスタートして、すずの回顧を挟みつつ、サクとの出会いから同棲後の未来までを描く。
第1話をコメディ調にしてはダメだろう。そういう話ではないんだから。なんだ花火でぱーん!!て。「うちがやりましたっ」→求刑死刑!て。紙一重で最後の喫茶店でのすずの描き方と、サクはどうやらただのアホではなさそうだと示唆する回想が始まったことで(続きを読 -
Posted by ブクログ
不老不死のすずと、ネグレクトな過程で育ったサク。二人は出会い、サクの父親が別れた妻との子供は育てられないと身勝手な理由をのたまう事で、一緒に暮らす事になる。不老不死の為に成長しないスズ。子供から少年へ、青年へ、スズへの恋心を抱きつつ大きくなるサク。すずは、大昔の記憶を思い出すたびに自傷行為と同じ自殺を繰り返す。いつか死ねると願いながら。
兎は寂しいと死んでしまう、と言う由来から生まれたタイトル。が、実際はウサギは例え死にそうな病気にかかっていても、それを飼い主に悟られないようにする為、飼い主が居ない間に突然死してしまうので、文字通りに「寂しくて死ぬ」訳ではない、ただ、その様に「寂しくて死ぬ」と -
無料版購入済み
最初、メンヘラ系のやばいストーリーかな?って思っていたら、すごく深いテーマで、絵柄とかわたしには読みにくいのに目がはなせないです。
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購入済み
ストーリーも絵も素敵
一巻を買ったら、二巻は買わずにいられないレベル。
ただ、最後は読者に解釈を任せるタイプなので、スッキリとしたエンディングを求める方にはいまいち。