元少年Aのレビュー一覧

  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    この本がフィクションなら良かったのに。

    本を通して、作者は他者への共感力思いやりがなく、ナルシズムが強いことがわかるけど、その責任が本人にあるのかと問われたら、わからない。
    人を殺すことで快感を得るのも、本人がいけないのか、わからない。
    いろいろ考えさせられる。

    0
    2022年02月10日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    酸素のないニュータウン、息苦しさがありありと伝わる文章。
    特に前半の漢字の多さに、この人がどれだけの言葉を持てば自分の世界を表現できるのか悶えながら語彙を獲得した過程がみれる。そうした「小難しい熟語」の羅列は、主に風景描写のみだ。対して彼の内面は、分かりやすいほど純真な語句で完結している。

    事件に至るまでの心情や行動が詳細に書かれていて、いつも通り感情移入してしまって手足が冷えきって痺れてしまった。生々しい描写は苦手だ。
    pp.64 「自分には手も足も出せない領域にあった死を、自分の力でこちら側に引き寄せた。死をこの手で作り出せた。さんざんに自分を振りまわし、弄んだ死を、完璧にコントロールし

    0
    2022年01月19日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    絶対に読まないであろう本を敢えて読むと脳が活性化されると聞いたので砂を食べるような心持ちでこの本を読んだ。
    結論から言うと面白かった、と言うよりすごく印象に残った。印象に残ったと言う意味では今年読んだ本の中では一番かも知れない。
    少年Aの家庭がとても暖かだったのは意外。
    うちの両親や兄弟よりよっぽどまともだと思った。
    いまはどこで何をしているのか。
    潜在的に危険な人物である疑いは結局拭えなかった。

    0
    2021年12月14日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    個人的には、絶版になった理由があまりわからなかった。
    本当に頭の良い人で真面目な人なんだろうと思った。犯罪を犯してしまう人とそうでない人の差は紙一重なのかもしれないという気持ちになった。

    1
    2019年10月30日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    読みはじめてすぐは、本当に本人が書いたのか?と疑問を抱いた。言葉が文章表現がきれいに整っている。だが三島由紀夫や罪と罰などを貪り読んだ旨でそれなりに納得。本全体からはまだまだAの精神的未熟な面が垣間見える。根本的病もあるのだろう。父母の本を読んで救われないと思ったAだが「罪悪感」を抱いた。まずそこが第一歩。そして公園で子連れ夫婦を見「何でもない光景」を奪った。私もはっとさせられた。なんでもない日常やり過ごしていたことに。当たり前になりすぎている自分は今のAとやかく言う資格はないと…。この本を読んでよかった

    1
    2019年04月20日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    今度は、加害者本人の手記だ。
    一貫して言えるのは、加害者は、何か自分が何故このような犯行を犯してしまったのか、色々と理由を付けようとしているように思った。理由は一つや二つであるはずもなく、また、本人も気付かない理由もあるだろうし、なんだか第三者的になりすぎている気がした。淳くんとの関係、淳くんへの想いも、全く理解ができなかった。なぜ、自分のことを無垢に認めてくれている淳くんを殴りたい気持ちになったのか、殺害したいと思ったのか。わからない。自分がインテリであるかのように、言葉をいろいろと使い分け、客観視したような言葉に、ものすごく違和感を感じざるを得ない。

    加害者は言う。
    淳君の無垢な瞳が愛お

    0
    2024年12月05日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    あの猟奇的殺人酒鬼薔薇聖人を名乗った少年Aの手記。少年Aの両親の書いた手記を以前読んだことがあるが親が思っている息子「少年A」と犯罪者少年A本人との乖離の大きさに驚いた。
    ひとつ驚いたのは文章力。本を読むのが好きらしく文章力が高い、ただ全体を通して滲み出る自己陶酔感に不快感を覚えた。
    自分には到底理解不能な性癖が赤裸々に語られており衝撃的であった。少年A自身も歪んだ性癖に苦しんでいると語っており、自分が普通の感性を持って生まれてこれた事にありがたみを感じた。あの事件での動機、殺し方、死体の処理法など詳細に書かれていた事にも驚いた。被害者側のことを思い終始胸糞悪い気持ちだったが、自分の知らない世

    0
    2024年11月01日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    事件後の少年院を仮退院してからの話。

    装飾や言い回しが華美で厨二病っぽい。
    自己陶酔しているように思える。
    自分の家族に対しての罪悪感はたっぷり書き込んでいるのに、被害者に対しての謝罪は薄っぺらく感じる。

    0
    2023年02月23日
  • 絶歌

    ネタバレ 購入済み

    軽い気持ちで読めない内容

    他でレビューを見ましたが、読んで後悔する猫への虐殺…
    辛口レビューが多いのも納得な内容です。
    ただ、どうして猫へ憎しみが向かったのか。
    家族同然のペットを飼われた経験がある人なら、感情は解るとこはあるのでは無いでしょうか?

    今の感情が抑えられず、絶歌を出版したA。
    被害者への謝罪を読んで、感情がぐちゃぐちゃになり泣きました。
    被害者家族からしたら、許せる内容では無いと思います。

    0
    2022年08月28日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    面白いと言ったら不謹慎だが、心情が事細かく書いてあり学問的な面白さを感じた。
    高校も行ってない人が書いたのかと思うと表現力の高さに驚く

    0
    2022年06月28日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    評価の難しい書籍。少年Aのメディア報道からはみられない一端を垣間見える一方で、ここで書かれてることがどこまで本音の部分なのかつくられたことなのかがわからないところはある。文章が上手がゆえに、本音がみえづらい内容になってしまうところもあると思う。一般的な感覚からすると、書籍で書かれてる反省と苦悩と、遺族に無許可で書籍を出してしまうことのギャップが甚だ理解に苦しむのだけども、この感覚のズレが本質な気がするし、この感覚のズレこそが事件が起きてしまったことの背景にあるように思った。このズレはこのあとなくなっていくものなのか、先天的に厳しいものなのか、いずれしても、まだまだ、少年Aの苦悩が続きそうなとこ

    0
    2022年02月12日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    評価は難しいですね。
    読み物としては文章力もあるので読みやすいです。
    そして、犯罪心理学や青年心理学を学んでる方などは一読するのもありだと思います。

    遺族の許可を得ず、出版した事はとても残念に思います。
    彼は遺族へこの本を出さなければ生きていけなかったからと言っていますが、恐らく吐き出す場所が欲しかったのだと思う。
    世間に身を隠して生きている中で、自分の過去を偽り誰も知らない生活の中で『自分はここで生きている』と吐き出す場所が必要になったのだと思う。

    しかし、その状況もすべてひっくるめて彼は耐え忍んで生きていくべきだったのでは。

    犯罪者が世間でどう生きて行くのかが第二部から書かれているの

    0
    2021年09月21日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    発売当初からずっと読んでみたいと思っていた本。
    一気に読み進めたが、なんとも言えない読後感は終始私の思考回路をグルグルと回転させ続けた。

    第一章と第二章それぞれから受けるAの印象は全く違ったように感じた。
    第一章は、事件当時の描写がメイン。
    自分の話であるのにどこか自分を俯瞰して見ているような書き方で、小説のような美しい言葉でスルスルと話が進んでいく。
    本書の中に「自分が自分でなかった」旨の記載が多々あるが、まさにそれを自然と表しているかのようだった。

    第二章は社会で過ごす描写がメイン。
    一章とは真逆で、泥臭い人間らしさが溢れていた。

    様々な人との関わりや経験を通して、人として生きていく

    0
    2020年08月13日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    買うのも読むのも悩んだ。読みながら吐き気がした。でも事件後の加害者の現実を本人の口から知るというのは、初めてだったし、感情的なものを抜いて色々考えさせられた。

    0
    2020年05月03日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    何回も読むのやめようと思ったけど、
    進めていくうちに、色んな悲しさにぶつかった。
    罪を犯してしまったら、
    何を思っても罪人なんだと私は思う。
    この人がこの先、真っ当に生きてくれるといいな。

    0
    2020年02月20日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    事件のことがかなり印象に残ってるので読んだ。
    光は全くない。目を背けたくなるようなことも書いてある。そこ反省してないの?的なとこと散見されるし、根本としてグロテスクな趣味を持ってるので危なく感じることもある。根本から更生するのは人間である以上不可能かもしれないけど、自制することはある程度できてるのではないかと思った。最後あたりに書いてあるドストエフスキーと自分を重ね合わせたような言葉はもう少し変えた方が良かったと思った。

    0
    2019年08月30日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    第1部、幼少期の記憶から事件に至るまで。祖母の死・友だち・学校や教師・ペットなどとの関わり。第2部、7年後、社会に出てから。仮退院・更生保護施設・保護家庭・就職・転職・贖罪。

    この本の出版が、事件後ではなく事件発生前の対応につながりますように。

    0
    2019年04月14日
  • 絶歌

    Posted by ブクログ

    事件のディテールの描写より圧倒的に他者への考察や文学に対するAの抽象的だが頷きたくなるレビュー、特に稲中卓球部に関するものには大変同調した。
    しかし単なる小説で有れば批判的な意見は無いに等しいが、後書きでの被害者への謝罪文は自己を保守し過ぎている、人を殺した人間に「これを書かなくては生きていけないので……」等と言うのは虫が良すぎる。身勝手を貫くなら最後の後書きは不必要では無いかと思いました。

    0
    2018年09月28日
  • 絶歌

    匿名

    購入済み

    この本を書かずにはいられませんでしたって…どこまでも自分勝手だなと思いました。結局は自分の気持ちが耐えられなくなったからってご遺族の方たちにだまって本を出したりして…そういう苦しさも全部背負って生きていかなければいけなかったはずなのに。文章も自分に酔っているようなところがあってなんだかなって思います。もし自分が被害者の子どもたちの親だったら…この本を出されたことで、子どもの苦しい最期がさらされることで二度殺された気分になります。すみませんでしたと謝るのならこんな自分勝手な本を書くべきじゃないと思います。とことん苦しんで生きていくべきです。

    #怖い

    1
    2024年08月10日
  • 絶歌

    匿名

    つまらない

    本当に14歳から止まったままの精神年齢だということが一番の笑いどころ。
    ただ自己陶酔してるだけの人間が、自分に文才があると勘違いして難しい言葉でそれっぽく文字を綴ってるだけ。大人に憧れてる中学生みたい。
    読んでて疲れるし、なんせ読み応えもない。
    空眺めてた方が面白いです。

    0
    2024年07月20日