著者はレイザーラモンHGと結婚した元芸人。
芸人自体は芽が出なかったが、結婚後、専業主婦→夫の入院→自身のブログがブレイク→現在実業家という方。
「人生は何度でもやり直せる」
と言い切る姿は明るさと今まで数々の困難を潜り抜けてきた方なのだという印象を得る。
走り続け、いろんな体験をしてきたからこそ、本心から発している言葉なのだけれど、どこか上から目線にも聞こえてしまう。
なぜだろう。
結構、ずばっと言いたいことを言う本。
正論だけど、好みがわかれそう。
自己確信、信念が強そう。
魚の釣り方を教えるのではなく、人それぞれ釣り方を見つける手助けをする、という考えは賛同。
あと人によって状況も違う、朝令暮改上等なところは似てる。
勝間さんと比べるのもどうかと思うが、塾生として一意見。
勝間さんは人脈、人脈と人脈の大切さを説いているけれど、この方は、「人脈なんて」というお考えの方。人脈より自分の実績、実力を、と言い、確かにそうかもと思うが、どうなんだろうか?
・自分の時給を下げるような行動はしない
(≒自分がご機嫌ではないことはしない)
・ごちそうになるということは、弱い立場になること
・お金は使わないと入ってこない
・新しいことに挑戦して手に入れたいものがあるなら、すべてを捨てることはできるか?
「捨てた」と思っていても2割くらい残して、全てを捨てていないことが多い。
・LINEの友達リストを消すことができるか?
(覚悟を決めているか見極める質問)
・生まれ変わるならば人間関係の整理は必須
「あの人とつながっておけば得かも」と打算的な考えで付き合った人とは、自分から連絡を取らなければまた、自然に疎遠になってくる。
向こうは別にそこまで、こちらを必要としていないから。
・人脈より自分の実績を!
・家族以外のことは誰も信用しないスタンスて生きている
相手に二を使いながら、無理をして付き合うのって時間のムダ。
イライラ、モヤモヤはパフォーマンスも下がる。
・SNS、グループLINEは季節ごとに整理する。「どう思われるか」を気にするより、「自分のどうしたいか」を大切にする
・まわりが認めてくれないと嘆く前に、自分の力不足を認めることが大事
・他人の言動を気にしすぎる人は、自分の人生を生きていない
誰に何を言われても「その人に尊敬の念があるか」「その人が幸せか」を常に考える
・自分が「これだ!」と思った道を進まないと何者にもなれない
・自分の失敗談をネタにできたら、最強!
・2度と会わないと思えば、羞恥心は捨てられる
・肩書きは相手が決める。自分で決めない
・社会的、金銭的、精神的な幸福度を別々のことに分散させる
・居心地のきいところばかりにいては、甘えが出てきてしまう