竹信三恵子のレビュー一覧
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恥ずかしながら、勉強になりました。
働いていく上で労働法についてもう少し勉強しないといけないなと思いました。
学生さんの疑問から話が展開していくので、いま学生の人に特に読んでほしい。Posted by ブクログ -
日本の労働環境に関して。
自己責任論、即戦力主義、名ばかり正社員、残業、
働いても冬をこせないアリである派遣労働者の紹介など。
中学生・高校生がターゲット。おかげでわかりやすかった。Posted by ブクログ -
コロナ禍で女性に起きた負の現象を紹介している。
それぞれはたぶん事実だろう。
最後の一部分を除いてはポジティブな話が無いので、読んでいると人によっては気持ちがどんよりするかも。Posted by ブクログ -
「10代から考える」ってタイトルだけど、中学生、高校生、大学生どの辺をターゲットに想定しているんだろう?
いいたいことは分かる 著者の理想も共感できる 10代の読者にも理解はできると思うが、じゃどうすればいいの? って思うと思った
結局は雇い主などと戦える武器としての専門知識と労働法の知識が必...続きを読むPosted by ブクログ -
正社員と非正規社員との待遇差、正社員追い出しの拡大など事例を豊富に紹介しつつ、問題点を指摘している。
企業側も利益の最大化を求める中で、今後もせめぎ合いが続くことが予想される。その中で働き手は何をすべきかを提示している。Posted by ブクログ -
「正社員」の捉われ方を探りながら、今後の雇用について問題提起している本。内容は少し(世の中、政策への)批判目線です。
雇用側と被雇用側とで見方が違う、ものすごく難しい問題だと思います。Posted by ブクログ -
日本社会は、同じ仕事でも、出身地・性別・採用形態・雇用形態と様々な線引きによって自在に賃金に差をつけられる賃金差別大国である。
同一価値労働同一賃金はよく聞く言葉だけれど、その意味の重要性を改めて認識しました。Posted by ブクログ -
著者の姿勢には共感できる。
特に「雪玉をころがす」という比喩で語られた話題は、夢を追いかけなさい、と無責任な理想論を唱えるでもなく、かといってニヒリスティックに現実を語るでもなく、きわめて穏当でありながら鋭く、元気の出る論考でちょっと感動する。
ただ高校生向きってことで仕方ないのかもしれないのだけ...続きを読むPosted by ブクログ -
その筋によれば、東北大震災後の混乱の中でも女性が性的暴行を受けたケースがあったという。また、本書にも書いてあるが、避難所に女性用のスペースがなかったり、着替えや授乳も落ち着いてすることができない環境に置かれた女性たちも多いという。本書は「スフィア基準」などを紹介しながら、被災の場で女性たちが、女性で...続きを読むPosted by ブクログ