池上重輔のレビュー一覧

  • チャイナ・ウェイ――中国ビジネスリーダーの経営スタイル

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    監訳者による、孫子の「彼を知り己を知れば百戦危うからず」との言から始まる。

    本書の結論は、中国リーダの教訓から欧米が学べることもある かと。

    気になった点は以下です。

    ・欧米は株式は分散されていて、株主のために短期の利益のために左右される。
     中国は、起業家の株の保有率が高いので、長期的利益に主眼を置きやすい。
     一時の赤字であっても、将来のプラスであれば、ためらいもなく投資を行う。

    ・欧米は、1:株主 2:顧客 だが、中国は、1:顧客、2:従業員

    ・中国人企業は勉強家、自己管理型学習、経験学習、リーダシップ・コーチングが
    3つの柱。中国企業は、学習する組織。

    ・政府、特に地方政府

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    2022年02月10日
  • インバウンド・ルネッサンス 日本再生

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    課題図書で上がっていたので一読。マーケティングの実用書として大変参考になった。サービスドミナントロジック、カスタマージャー、タッチポイント、情緒的価値、STP、バリュープロポジション、コアバリュー、、、
    高付加価値化、高価格化のプロセスが実例をもとに詳しく書かれている。ガストロノミー、ラグジュアリーの目線もおもしろい。
    既存資産の活用が大切。

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    2025年10月13日
  • ジャパン・ウェイ 静かなる改革者たち 毅然たるリーダーシップが変える経営

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    とても良い本。個人的にはこういう学問があるのかという気もするが、池上先生なので間違いはない。真に長期的な経営というのは、これから求められるだろう。良書。

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    2025年10月05日
  • インバウンド・ルネッサンス 日本再生

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    日本が観光業で外貨を獲得するための示唆が書かれた本。
    既に日本が取り組んでいる事例や課題、他国と比較して日本の観光業の成熟度など、ファクトベースで記載されており勉強になった。

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    2023年11月26日
  • インバウンド・ビジネス戦略

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    インバウンドビジネスに重要な視点。オーセンティシティ、イノベーション、STP、エコシステム、ニューツーリズム。

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    2023年11月26日
  • インバウンド・ルネッサンス 日本再生

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    IOL(インバウンド・アウトバウンド・ループ)という考えをベースとした循環型経済。
    ①観光資源化、②経験価値化、③高付加価値化、④アウトバウンド進展、⑥インバウンドへの回帰という流れ。
    ツーリズム産業をどう考えるか、そして地域をどう見直すか。参考になった。

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    2023年09月23日
  • カルロス・ゴーンの経営論--グローバル・リーダーシップ講座

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     日産自動車の業績をV字回復させ、カリスマ経営者と一世風靡したカルロス・ゴーン氏、彼が次世代のグローバルリーダーを育成するために開催した講座、GLOBAL RESILIENT LEADERSHIP PROGRAM(逆風下の変革リーダーシップ養成講座)をまとめた書籍である。
     自身の経験と実績から、グローバルリーダーの定義、リーダーとリーダーシップの違いや強いリーダー、CEOの心得、必要な素質を実務でのケースに例えて解説している。
     リーダーは完璧であるのか、リーダーの振る舞い、危機が迫ったときの解決法なども基本から解説されている。氏は、レバノン系の両親から産まれ、ブラジルで育ち、フランスで教育

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    2023年02月24日
  • マーケティング実践テキスト 基本技術からデジタルマーケティングまで

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    実践寄りのマーケティングのテキストブック。しかし基本的な理論や枠組みはおさえられている。

    実践色が強いとどうしてもマーケティング戦略にウェイトが置かれるため、顧客価値、顧客満足、消費者行動にはほとんど触れていない。

    したがって、本書とは別に学術寄りのテキストブックを1冊読むといいだろう。

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    2021年02月25日
  • カルロス・ゴーンの経営論--グローバル・リーダーシップ講座

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    カルロスゴーンの経営論についての一冊。

    ゴーンへの質問と回答の方が、学問的な項目よりも為になるし面白かった。

    どんな状況でも結果を残し続ける事、チャレンジな事を始めた時には自分でも徹底して携わる事、仕事の本質にという概念を明確化して本質に従って行動する事の重要性を認識する事。

    ゴーンさんは結局日産の社長は解任されちゃってるけれど、やはり凄い人なんだなっていうのは間違いない。

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    2019年09月15日
  • カルロス・ゴーンの経営論--グローバル・リーダーシップ講座

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    渦中の。しかしEVを広めた決断と実現力は本物。社内で抵抗のありそうなことは、決断しようとしていることを伝え、反応を踏まえて対応を考えた上で決断する点は自分たちも真似したい点。視野については短期から長期に移るのではなく、同時に考える。

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    2018年12月23日
  • カルロス・ゴーンの経営論--グローバル・リーダーシップ講座

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    そうか、ゴーン氏は15年以上、日産の経営をしてきたのか。
    来日した頃は、短期間で立て直して去っていくイメージを持っていたけど、彼の「リバイバルプラン」は、最初から中長期的に成長を維持するこたを目標としていたことに、本書を読んで初めて知った。
    そしてその「強靭にしてしなやかな」リーダーシップに、思わず納得。

    厳しい状況の時にこそリーダーは必要で、良いリーダーにとって大事な要素は、「胆力、思慮深さ、丁寧な説明」
    私はその全てが未熟だ。
    でも、必要だけど未熟だということが分かったのだから、その部分を鍛えたらいいということ。

    勉強と練習はこれからだ。

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    2018年02月06日
  • カルロス・ゴーンの経営論--グローバル・リーダーシップ講座

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    (2019/07/13)
    2年ぶりに再読。すっかり悪者になってしまったゴーン氏ですが、彼の現実的なグローバル経営論はやはり説得力があります。グローバルな日本企業の経営は日本人がやるべきだが、経営陣の半分は外国人がよい、等。

    (2017/06/19)
    カルロス・ゴーン氏が、外部の幹部候補生を相手に実施している講義の模様を抜粋した1冊。経営学の専門家のコメントも混ぜられていて、実践的かつ理論的な面もおさえたビジネス書。
    リーダーは結果にコミットすべきであるとか、部下とのコミュニケーションが大切であるという点は、よく紹介されるゴーン流のマネジメントである。グローバル人材になるには、やはり若いころか

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    2017年06月20日
  • カルロス・ゴーンの経営論--グローバル・リーダーシップ講座

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    ゴーンさんの講座での聴衆からの質問に回答する形式で書かれており、内容を章立てまとめてある。各章には大学教授のアカデミックな解説が入るという感じの本。正直、アカデミックな解説は難しくてよくわからず飛ばして読んだが、ゴーンさんの聴衆への回答はとても分かりやすい。最後に志賀さんがまとめているように、「思慮深く大胆な意思決定」「本質と大義」「経営手法は基本に忠実」が本書のポイントとなる。本当はこれだけではないと思うが、まずはこれを実践できるかが経営者の手腕が問われる。

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    2017年03月22日
  • 図解で身につく!MBAの思考法

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    ネタバレ

    複雑なビジネスの世界で、常に「最適の答え」を導ける力があれば…と思ったことはありませんか?
    日々のノルマをこなすのに精一杯な人と、ゴール(目標)から逆算して目標達成のために必要な行動をとる人では、大きな差がつくのは明白です。
    後者こそMBAの思考法。
    戦略、マーケティング、組織作り、財務・会計などのあらゆる場面で、あなたのパフォーマンスは格段に上がります。

    数字は嘘をつかないと言う言葉があるけれど、まさしくそうだと思う。
    財務や会計からの観点で企業の状態を判断したり、流れや法則から読み取る事が出来るのは、過去の人々の大きな軌跡なのだと思う。

    本書は実践的な物を厳選して載せてあると文頭に書

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    2012年11月04日
  • サクッとわかる ビジネス教養 経営学

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    ・PLの当期未処分利益、CFの現金及び現金等価物が、BSの純資産につながっていること
    ・VRIO分析
    ここが特に学びになった!

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    2025年08月02日
  • サクッとわかる ビジネス教養 経営学

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    基礎の基礎。
    ヒラの社会人の立場ではあるが、最低限の経営学の知識は得て上の人がどの様な意図でアクションしてるのか理解すべきだなと思った。

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    2025年06月12日
  • サクッとわかる ビジネス教養 経営学

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     経営学の入門書の中身として、戦略とマーケティングの部分までは、的確にポイントをついているが、それ以降の部分が、あまりにも端折られすぎて不十分。前半のみの内容をもう少し膨らませて、タイトルを『経営戦略』、『経営戦略論』としたならば、もう少し評価できたと思う。

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    2024年06月16日
  • インバウンド・ビジネス戦略

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    ●非常に読み応えのある本だった。タイトル通りインバウンド・ビジネスについて深く分析し、これからのインバウンド・ビジネス戦略の指針を具体的に提示した内容となっている。

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    2020年05月19日
  • カルロス・ゴーンの経営論--グローバル・リーダーシップ講座

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    p30 マネジメントとは、脳で知りながら、同時に心で理解し、勘を働かせるものです。それをするには「経験」が必要です。
    p65 厳しい決断をする時は、「信念を持つ」「実行させる」「期待できる成果を示す」(略)1つ目は、これが最も重要なのですが、「自ら強い信念を持つ」ことです。厳しい決断を下す時には信念が必要です。ですから、最初に自分自身を説得しなければなりません。(略)もし、自分の決断しようとしていることに自分が納得できないのなら、やらないほうがましです。
    p85 自分のコミュニケーションの仕方が、自分の持つメッセージより重要になることはありません。けれども、メッセージを効果的に発信できるように

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    2020年03月22日
  • カルロス・ゴーンの経営論--グローバル・リーダーシップ講座

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    カルロス・ゴーンへのインタビューを交え、彼の経営ポリシーに迫る1冊。
    ビジネス書として内容は大変良いと思えるし、
    書かれていることに対しても概ね納得できる良い本。
    あの事件が起こる前であれば、そう思えるが、今はもちろん異なる。
    正直もったいないと思える半面、今の事件に繋がる彼の考え方も垣間見える。
    ある意味、別の観点から楽しんで読むことのできる本かもしれない。

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    2018年12月25日