この本では、カカオに焦点を絞って貧困の構造について語っている。
カカオだけでなく、何にせよ、利益の配分に問題があり、それが貧困を作り出している。
貧困層の人が得るはずの利益を搾取する人が居る限り、貧困は無くならない。
利益を得るべき人から横取りする仕組みが出来上がっており、
その仕組みを崩そうとして
...続きを読むも、その仕組みで利益を得る人間がそうはさせない。
よって、貧乏な人はより貧乏に、金持ちはより金持ちになる。
これは解決できるのか…?
どちらにせよ、裕福な人間が解決を試みない限り解決しないことは確かである。
貧困の原因は様々であり、解決が容易なものとそうでないものがあることが分かった。