町田すみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
二巻で終わっちゃうのは、ちょい惜しいな。まだまだ、温田さんの真っ直ぐな努力をする姿に、ハラハラさせられたかったんだがな(笑)
基本的なストーリーは、箱入りお嬢様の温田さんが、何でも一人で出来るように頑張る、でも、成長した感じが今イチ見えてこない、しかし、その空回り感がイイ、と思えるコメディ
そこに、変則的なラブコメもあったからこそ面白かったんだ、と思う
何も一人で出来ないからこそ挑戦する事を恐れない温田さんと、単独行動が好きだけど押しに弱く、なおかつ、妙なトコで油断しちゃう宮崎さんはお似合いだな
相思相愛ってオチじゃないけど、なし崩し的にお付き合いが始まった以上、宮崎さんは腹を括って、恩田さんの面倒を見るべきだな、一生。まぁ、本人は助けてるつもりでも、実際は温田さんの天真爛漫な性格が、彼を無自覚で癒しているようだが
できりゃ、次回作でも、ちょろっと登場してくれないかな、と期待してる
この(2)の質を上げているのは、そんな二人の距離が独特のテンポで縮まっていく点だけでなく、新キャラである五徳の活躍も大きい
この言い方は、彼に対して酷だろうが、ピエロ的なポジションだったな。派手に掻き回すのではなく、むしろ、恩田さんのゆるふわっぷりに振り回された感じではあるが、彼と接したからこそ、温田さんは宮崎さんへのキモチに、他の人に抱く感情と差がある、と気付けたんだから、イイ働きをしたよ、うん
また、山出さんの、温田さんに対するお節介っつーか、執着と言うか、溺愛っぷりもイイ味を出すのに一役を買っていた。百合って感じではなく、「守りたい」、「汚されたくない」ってキモチなんだろうな。ある意味、真っ直ぐな独占欲だ
改めて、次回作が楽しみになった。個人的には、高校を舞台にした、部活系のコメディを読んでみたいな
どの回も、温田さんを応援したくなるものばかりだったが、私的にオススメなのは、二話目だ。書店を舞台にしているトコは、本好きとしちゃ嬉しい。宮崎さんの、欲しい本がなくてショックを受けるトコ、意外なタイミングで好きな本に出会えて嬉しくなるトコも共感できる
この台詞を引用に選んだのは、温田さんのピュアっぷりにキュンと来てしまったので。ホント、この女性は心が綺麗なんだな。人生ってのは、感情をぶっ放してこそだが、その中でも、恋心には素直でいたいもんだ -
Posted by ブクログ
これは、中々に新しい感じのする四コマ漫画だな、と感じた
基本、私は荒み切った心を楽にしたいから、軽く笑うべく、四コマ漫画を読むのだが、この『だけど、温田さんはひとりでデキない』は正直、私の求めている効果を発揮してくれなかった
表紙とタイトルから察せる通り、この作品のヒロイン、温田さん、いや、小麦ちゃんはやる気は、その小さな体に詰まっているのだが、いかんせん、実力が伴っていない
何か、仕事を一つ頼んでも、今イチ、まともに完遂まで至らない
そんな小麦ちゃんが、次に何をやらかしてしまうか、それが不安で、読んでいてハラハラしてしまう
ある意味、もう一人の主役になってしまった富崎さんに共感したくなる作品内容か
やる気はあるけど、いざ、やると仕事が増える女の子、現実に目の前にするとイライラしちゃうタイプをヒロインに持ってくるとは、町田先生、結構、攻めの姿勢か
ただ、小麦ちゃんが外も内も可愛いってのも大きいが、一人でやってみよう、と言う挑戦意欲を持って、(自分にとっては)難事に真正面からぶつかっていける強さを持っているので、彼女の日常を目の当たりにしていても、『ふららひとりでできませんっ』と比較すれば、ムカムカはかなり少ない
また、小麦ちゃんを中心に、富崎さんも含め、関係が築かれていく人らの個性も面白いってのも、この『だけど温田さんはひとりでデキない』の外せない魅力だろう。歳だからか、性格なのか、は微妙だが小麦ちゃんと富崎さんがデキてるっと誤解して、勝手に応援してくれている課長や、元から自立力が低かった小麦ちゃんを更に甘やかして、無自覚に自分をもダメ人間化させちゃったちーちゃんこと千歳さん。今後、小麦ちゃんの人畜無害な人柄が、どんな風変わりな人間を招き寄せるのか、楽しみだ
あと、安易なラブコメの香りがしていないのもイイな。富崎さんが、一人を満喫できる時間を取り戻したいって考えを基礎に敷いて、小麦ちゃんと接しているってのもあるが、二人の関係が昔からの幼馴染で、小麦ちゃんに富崎さんが幼い頃から苦労をかけさせられ、恋心すら芽生えないほど長い付き合いでなく、あくまで、会社の先輩・後輩でしかないからこそ、この面白さを保てるのだろう。下手に、恋愛感情が二人の間に入り込んだら、ちょっと、質が落ちるか? まぁ、恋に落ちるコト自体は誰も止められないし、咎められない。小麦ちゃんにとって、富崎さんが一人力の高い先輩ってだけじゃなく、一緒にいつもいたいって思う相手になるのは、それはそれで仕方ない
どのエピソードも、小麦ちゃんをサポートしたい気持ちをグッと堪えなければならないが、特に小麦ちゃんが可愛くて許してしまいたくなるのは、小麦ちゃんが歓迎会で芸を披露する話だな。彼女なりに頑張ったんだな、と思った矢先、まさかの真実が。それに対しての富崎さんの態度も、大人かつ社会人らしくて笑えた
この台詞を引用に選んだのは、至極尤もなので。あと、一人好きで人付き合いを極力避けつつも、何だかんだで、小麦ちゃんを無碍に出来ない、富崎さんの人の良さにもキュンとくるので