原秋子のレビュー一覧
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大好きなな1冊。
雨風しのげて、じぶんなりの落ち着いた空間。暮らし。シンプルで、心の声やありふれた日々の中で美しいものに気づける心の感度。足ることを知る。
それらは余白で成り立っているんだなあ、って感じました。孤独と孤高は似て非なるもの。Posted by ブクログ -
小さい頃に小公女を読んで、屋根裏部屋に憧れました。大草原の小さな家のドラマ版のローラのベットのある2階など、私が小さな頃から憧れていたのは、何故か狭くて窮屈なモノの少ない部屋。赤毛のアンの部屋も決して大きくはなかったはず。感覚的に広い部屋は苦手なのかもしれません。そんなことを思いながら読みました。著...続きを読むPosted by ブクログ
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自分にみあった住環境、それも広さ重視でなく自分がくつろげる場所を整えること(それとリンクする、社会的なものさしから自由な生き方)の大事さが書かれていた。
とはいえどんな場所ならくつろげるか?を知ることもトライアンドエラーが必要なんだろうけど。。
ここに書かれているように、いつでも身軽に動ける状態で...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の考えと同じところが多く、
するすると読むことが出来た。
手元に置いて今後も読み返したい一冊。
小さくても落ち着くことのできる空間と
一杯のお茶、そして休息のひとときがあれば
十分だと思った。
<好きな一文>
私たちは居心地のよい「巣」のような
狭い空間で精神のバランスを取り戻し、
やる気...続きを読むPosted by ブクログ -
この本を一言で説明するのならば、まさに“レトロへの回帰“のすすめ。毎日幸せに暮らすのではなく、ご褒美的な楽しみや待つことの愉快さを学ぶことが大切だと感じた。雨の日があるから晴れの日のありがたさを知るのと一緒。物事は全て表裏一体。(もちろん雨そのものを楽しむことも素敵だけれど*)
【読書メモ】
○...続きを読むPosted by ブクログ -
上質な紙ざわりとシンプルなデザインが読んでて癒される。紅茶と一緒にブレイクタイムに読みたい。
欲とはまた違うところで人生の楽しみを見つける。的なことが書いてあって、ここまで来ると悟り開いてるって思う。Posted by ブクログ -
アポイントは誰よりもまずは自分と取る。
人との関わりをミニマム化し、軽やかに断る術を知ることの大切さが印象的
選りすぐった交友関係の中で「自己主張や偏見を捨てる」「自分の幸福のために相手を許す」といった、自己を見つめ直す研鑽を重ねることで素晴らしい関係を構築する大切さについて書かれている。小手先の言...続きを読むPosted by ブクログ -
本当の贅沢とは、
自分に不足しているものは何かを
思案することもないほど、
無頓着でいられること
ではないかと思います。
(ドミニック・ローホー
『シンプルだから、贅沢』より)
* * *
自分に足りないものを
見つめている日々は
ココロが満たされることなく
追い立てられるように
何かを求...続きを読むPosted by ブクログ -
・贅沢とは、今この瞬間を、いずれは終わりが来ることを知りながら、目いっぱい充実させて生きること。
・外用の名前 西園寺とか(笑)
・ホテル川久712号室がいいらしい
・上質なものは長い目で見ると倹約につながる
・お菓子→お茶の順で飲むと旨味を感じられる
・茶碗を両手で持つと寛げる
・先を...続きを読むPosted by ブクログ -
シンプルに生きるために、いらないものを手放す。
選択肢が多いほど幸福度が下がる。
過剰なものや情報が上質な生活の邪魔をする。
自分のエネルギーを消耗させるものを手放す。
贅沢の反対語は貧しさではなく下品。ココシャネル。
品の良さとは多くより少なく。
魅力的な人は自分の欠点を受け入れている。
他人の真...続きを読むPosted by ブクログ -
暮らしを引き算して時間をゆっくり味わう。
ものが少なければ、わざわいも少ない。
孤独に対してポジティブになる。
孤独により深みが増すのだろう。
空間を理解できない人に日本は理解できない。
過去は変えるこもができないが、自分の未来は変えられる。本田圭祐
人生を立て直すのに遅すぎることはない。
過去が...続きを読むPosted by ブクログ -
「贅沢とは何か?」
その本質をいろいろな面から考えさせれた本。
物から自由になる贅沢
自分のスタイルを持つ贅沢
お金を使うべきシンプルな贅沢
などから、人間関係の距離、生き方、魅力的な人についてなど…「贅沢」を軸に色々な話が展開されます。
ある時は有名人の言葉で
ある時は歴史上の人物の言葉で
哲...続きを読むPosted by ブクログ -
◆2 孤独のない人生に喜びはない
・聡明な人ほど孤独に対してポジティブ
「孤独な人間とは、その人の内面に閉じこもるどころか、世界中に自らを開放する人である」
トーマス・マートン 20世紀アメリカの司祭・作家
・孤独が人とのつながりを深める力になる
「自分の孤独の時間を自分...続きを読むPosted by ブクログ -
1.ほんの少しのセンスで時間を豊かに使う
・今やるべきことに集中しエネルギーの消耗を防ぐ
・一度にひとつのことだけをやる
・やる気のわかないことをかたすことの効果
・短めの仮眠、または10分の休息
・怠惰も大事。まったく何もしない時間を確保する
2.感性が磨かれる暮らし方
・持ち物を減らすとメンタ...続きを読むPosted by ブクログ -
ミニマリスト必読本として紹介されていた1冊。この本では住まいに関するミニマムな生活について書かれている。
大きすぎる住居は人を幸せにしない、手の届く小さな住居にこそ幸せがある、ってのが結論なんだが、ほんとそうだと思う。3LDK書斎つきの家なんかにあこがれてローンでマンションを買ったし、それが大失敗...続きを読むPosted by ブクログ -
装丁に惹かれて購入。禅の教えと西洋風の考え方でミニマリストな感じのことをオシャレに述べていた。時々ギクッとさせられる記述もあり、全体的には読んでて面白かった。ただ、生まれ持った貧しさをそのまま押し付けるような残酷さがある。団結も否定している以上、力も金も諦めさせるような書き方をしているように思えた。Posted by ブクログ
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シンプル生き方著作の中でも、特に住居に関しての一貫した充実の内容。
名著や名言からの引用も古今東西多岐にわたり、心に響く箇所が多かった。例えば、鴨長明の方丈記など、本書に引用されていることから読んでみたくなった。
私は、この類のミニマリズム系本を、時々無性に欲する。だらしない自分から脱皮したいの...続きを読むPosted by ブクログ -
こじんまりとした暮らしにある心地よさ。1人の時間の大切さ。離婚をして、これから1人暮らしを始める私の、大きな心の支えになってくれた本。Posted by ブクログ