村田智明のレビュー一覧
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サービスとは、まず第一に、バグをいかに起こさせないか、ユーザーのやりたいことに専念できるか、が重要。
デザインとは
・プロダクトにエンジニアが携わるようなプロコトル(手順)領域
・色や形が作用する心理領域
・経営や社会的つながりを考慮するソーシャル領域
など
ユーザーへ届けるために必要な3つのプ...続きを読むPosted by ブクログ -
バグトリデザインを読んだあとだったので内容がすんなりはいってきました。
同じ目的でも人を変えると手段が変わる…というのは教育でも同じことだと思いました。
創造体験を豊かにするために記憶のタグを増やしたいです。広く浅くたくさんのことに関心を持てることが大切です。Posted by ブクログ -
いかに「利用する相手を思いやれるか」という哲学をビシビシ感じられる1冊。
どういうことかというと、「デザイン」というのは手段でしかないということ。
相手がどう思うか、どうやったら心地よく使ってもらえるか、それらを解決する手段が「デザイン」である。
昔はブランド価値や見た目だけで商品は売れていた...続きを読むPosted by ブクログ -
私たちが生活をするうえにおいて、さまざまな”バグ”が存在する。
例えば、エレベーターの開閉ボタンの解り辛さ、上へ行くのか下へ行くのか分からないエスカレーター、テイクアウトの飲み物を注文したけれど両手がふさがって財布が出せない・・など行為を妨げることは”バグ”であり、それを解決するためには、”想像体験...続きを読むPosted by ブクログ -
サービスやプロダクトを開発するときに
「ユーザー目線」でという言葉は頻繁に
出てきますが、考えが皆違い、ユーザー目線の考え方も
合わないことがあります。
本書では、実際に利用するユーザー層を明確にしてから
そのユーザー層になりきって考えることを推奨していたり、
サービス開発時に発生しやすい実際に利...続きを読むPosted by ブクログ -
身の回りの不便はそもそもデザインがバグっていることがある。
それを我慢したり受容したりするのではなく、改善することも大事。
多分、身の回りの問題は思っている以上にたくさんある。
そのバグを訴えることができるかどうかというのは、政治や選挙に通じるものがあると思う。
一方で、バグのおかげで(不便のおかげ...続きを読むPosted by ブクログ -
ワークショップの参考に。
ツールの単語が少し難しいものもあるので、私が対象としている人たちにはより平易な言葉にする必要があるかな?と思うものもあるが、ワークショップの事例や、思考の流れの記録もあり、具体的作業イメージが湧いて良かった。Posted by ブクログ -
「行為のデザイン」というタイトルから、行動観察して問題解決していく方法が取り上げられていると思っていたが、この本で重要と述べられているのは「創造体験」というワード。
卒研で、ただアンケートや聞き取り調査をしただけでは何もアイデアは生まれないと先生に散々言われたのを思い出した。
たしかにインサイトを発...続きを読むPosted by ブクログ -
コピーや企画の参考になればと思って購入。前半はプランニング的なことがメインで既知なもの、経験のある内容が書かれていたけど、後半からハッとする内容がいくつも。例えば、駅の切符売り場でのバグや観光地の景観にそぐわない看板や置物など、自分自身が困った経験をしているにも関わらず、これは改善できるチャンスとい...続きを読むPosted by ブクログ
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ポケットティッシュで鼻をかんだあと、ゴミ箱がない時に、、、広告が挟まっているところに入れればOK!そのために作られていたとは!
デザインは、少し遠い存在だったが、バグの解決を前提にすれば、それがデザインになる!
説明書が不要なデザイン、ソリューションデザイン、、、普段の仕事や考え方、論点整理に使えそ...続きを読むPosted by ブクログ -
行為を客観的にみるとたくさんのバグがあることを知りました。
行為を流れの中で見ることで物事の本質が見えることを学びました。
教育で授業研究をするとき、授業の流れ全部をみることで自分の授業のバグをみつけ、改善することができると思います。Posted by ブクログ -
いわゆるデザイン思考だけど、観察フェーズに特化した方法論。
実際に観察する前に読んでおくと、より観察ポイントがわかると思う。
また、観察した結果の整理にも使えると思う。
事例に出てくるバグはよく考えられており、あるあるばっかり。
バグは無意識に潜むというのとポイントだと思う。
Posted by ブクログ -
広義のデザインは、「見た目」だけでなく、問題解決そのものであるので、デザイナー以外の人も読んで役立つ本だと思う。
一番重要だなと思ったことは、時間軸に沿って、様々なシチュエーションで様々な人がその「行為」をするのを「想像」して、「バグ」を見つけることがデザインの過程であるという話である。
その製品に...続きを読むPosted by ブクログ -
デザインするとは、プランニングして・可視化して・告知すること。
言い換えると、問題を明確にして、解決する方向性を見えるようにして、しかもわかりやすく伝えること。
そもそも論を駆使して問題を発見して定義して、コンセプトをつくって、設計すること。
問題を気づく、言い換えると「バグ」を見つけるには想像力...続きを読むPosted by ブクログ -
プロダクトをデザインする際に、そこにある課題は、デザイナーのみで解決することではなく、すべてのセクションをまたがってデザインするべきだと。ユーザーの行為を妨げるものは、いろいろあると。例として、電車の切符の自動販売機が挙げられている。海外は、販売機の表示にある行き先の駅名を押せばいいが、日本では料金...続きを読むPosted by ブクログ
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デザインを考える。行為をデザインする。
という視点は今まで無く考えるヒントになった。
デザインの視点からモノを見ると色々な気付きがある。
新たな視点、考えとして知識となった。
最後のワークショップはいらないかな。Posted by ブクログ -
モノを単体として「見る」のではなく、
モノの周り、人、環境のすべての相互作用を俯瞰するように、状況の本質を「観る」。
自分ではない誰かになりきって想像する。
想像体験から「バグ」を見つけ出して解消する。
このプロセスこそが「行為のデザイン」。
不便、不安、不利…
小さな“不”を見つけ出して解消す...続きを読むPosted by ブクログ -
行為が阻まれる事象であるバグを取り除く、という観点で書かれたデザイン思考を学べる一冊。
普段何気なく送る生活の中にも、視点を変えることで多くのデザインヒントがある。無意識に、〜だったらいいのになぁ、と感じる心の動きを大切にすべきだと学んだ。
具体例が多く学べる一方で、目的意識が明確でない場合は、あま...続きを読むPosted by ブクログ -
世の中にあふれる多彩な例を引き合いに出してデザインのバグ,不具合とその見つけ方,改善策についてまとめている。文字もやや小さく分厚いけれど,わかりやすくスッと読める(とはいえ頭に残らないわけではない)。自分の携わる部分について、検討するときの観点としても有用。
とはいえデザイン面については参考になると...続きを読むPosted by ブクログ -
無から有を生み出すのではない、人の行為を妨げるものを取り除いてあげることが、行為のデザイン!
それを見つけるのがとても難しいが、見つけることが出来れば、利用に向けた動機付けは不要だし、皆ハッピーになれるかも?
ホテルの時計の音や風向き、ユーザー登録のタイムアウト、片付けられてしまうボードゲーム、...続きを読むPosted by ブクログ