宮崎柊羽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3巻は羽黒ちゃんを中心に進んでいく物語ですが、3と4で一話と長編が好きな方は楽しめる作品だと思います。ただ、展開の速さと謎解きがワンパターン化してしまったのか、ぐだぐだした文章になってしまう場所も見受けられました。細かい設定すぎて話に入り込めない部分が残念です。しかし、生徒会の恋模様は主人公の魅力を中心にVSのテンポが面白く、読んでいて和やかな気持ちになります。個人的には会長が大好きなので、恋人さえ現れなければ…!とある意味ドキドキしながら読んでいます(笑)出番は少ないですが、たまに普段のテンションと3巻みたいなチラリ見える切なさが鈴木くんの胸きゅんポイント。基本は秋庭くんの有能ぶりが、後編い
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Posted by ブクログ
相変わらず順応性を持つ主人公とめくるめくる展開していく神様と人間を巻き込んだ世界規模の大ゲーム。ストーリーの規則や構成は一巻同様、性格もしっかりと定まる作品に仕上げられていてイメージも固定しやすかったです。過程で見えてくる事実が所々パーツとして繋がっていて、のんびりペースで解決されます。そのせいかキャラクターの動きや状況が読み難いのが正直のところ辛かったです。伏線は綺麗に回収されていますが、かのう様や神様については何でもありだと妥協しないと理解・納得できない場面も一部見受けられました。全体的に1巻よりも悩まされるところは多いですが、キャラの特徴は相変わらずくっきり。時折出現する鈴木くんの登場が
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Posted by ブクログ
かのう様(軸)と神様と人間のゲームという斬新かつ複雑な導入ですが最初のルールさえ覚えてしまえば規則が同じなので続刊が読みやすいです。主人公の順応力の高さもさながら、メイン生徒会の落差ある性格にキャラクターの魅力を感じました。かのう様を舞台に続々と続くストーリーの基盤としては構成として後に生かされています。1巻としては「神様とかくれんぼ」で人間の姿をした神様を見つけ出す単純だからこそ難しいゲームを攻略していくお話で、眼鏡で美人で自信家で有能な秋葉くんを中心とした生徒会が踏み出す苦労の第一歩。凡人なのに有力で現実主義の主人公としては珍しいタイプなので、今後の成長に期待です。結末はすっきり解決できる
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