デュラン・れい子のレビュー一覧

  • 日本人を操る8つの言葉

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    ネタバレ

     外から見る日本は、また違ったものが見えてくる。著者は、日本にあふれている事柄の中で、次の8つに絞って「日本人独特のヘンなこだわり」について述べている。

    人間関係
    スケジュール
    派閥
    世間体
    自己実現
    情報
    若さ
    創意工夫

     年末になると書店や文房具店で決まって行なうフェアがある。それは手帳だ。手帳がそこかしこあふれかえっている。著名人監修の手帳などというものまで出て、手帳で人生が変わるといった文言が踊る。手帳に自分の人生をゆだねるのはどうかと思う。有名人の手帳で、使いやすいと思ったものはなかったので、自分に合う手帳を自分の書きたいように書くのが一番だ。著者は、手帳がこれほ

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    2012年05月02日
  • 日本人を操る8つの言葉

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    世間という物差しで評価する日本人に、違う物差しの存在や、物差しで計る必要な無いことがたくさんあることを知ってもらえる本です。 なぜなら日本人は、評価が人格にも影響してしまうからです。 

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    2019年01月20日
  • フランス流 ケチに見えない贅沢な節約生活

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    ここに書かれていることすべてを真似したいとは思いませんが、参考にはなりました。
    外食をしないことや、掃除をする際に使い捨ての道具を使わないこと、服は一着捨てるから一着買うというところなど。
    お茶も、お店ですればけっこう高くつくけど、家ですれば安く上がる。友達を家に招くとなったら、ある程度は掃除を行き届かせなければならない、だから掃除をするようにもなる。いい循環ですよね。
    この本を読んでから、トイレで用を足したついでにトイレットペーパーをくるくるっと厚めにとって、便器周りを掃除するようになりました。

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    2014年04月02日
  • 日本人を操る8つの言葉

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    外から見た日本。
    日本の社会のあり様を村社会に表すことがあるが、本文中の日本のサラリーマンを泰平の江戸時代、藩に生きる武士に例えた一説は、とても納得、共感した。

    もちろん、文化的差異が生じるのは、当然であるが、日本の良きところ、忘却してしまったところ、顧みることをさせてくれる。
    著者によって緩やかに書かれた、一筆一筆が心地よい。婆ちゃんとお茶でもしながら、話を拝聴してよう。

    時として、異文化圏からは奇異に映ることもあるだろう。
    一長一短で、日本人の良いところ悪いところ、そうだよなーとリラックスしながら、小話を聞ける一冊でした。

    中々、好きでした。

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    2013年05月29日
  • 日本人を操る8つの言葉

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    デュランれい子さんはスウェーデン人と結婚して欧州で長年生活してきた人なのだそうだ。
    その彼女から見た、もしくは欧州の友人達に彼女が質問されてきた日本の変な所・不合理な所8つを取り上げて考察している本がこの本である。
    その8つとはすなわち「人間関係、スケジュール、派閥、世間体、自己実現、情報(マスコミ)、若さ、創意工夫」である。
    この8つのキーワードがどんな風に日本人の生活を縛っているかは本書に譲るとして、以下私の感想を述べていくことにしたい。

    これは日本人が個人でどうこう出来る範囲の話ではない。これらはすべて日本社会の持つ同調圧力に端を発しているからである。すなわち村八分に合わないためにして

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    2012年05月17日
  • 日本人なら知っておくべき「日本人」の名前

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    第二次世界大戦中のリトアニアで、外務省の命令に背いて大量の日本通過ビザを発給し、6000人ものユダヤ人を救った外交官・杉原千畝。「日本のシンドラー」として世界から称賛される杉原の業績は世界記憶遺産への登録申請がなされた。杉原千畝を通じて垣間見る、差別なく己の良心をよりどころにする日本人の美徳・誇り。題名を見たときは杉原千畝以外にも紹介されているかと思いきや、杉原千畝と彼の意志をつないでくれたひとの紹介になっているのは少し拍子抜けしたのは率直なところ。

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    2017年06月07日
  • フランス流 ケチに見えない贅沢な節約生活

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    自称フランス人の私にとっては普通のこと。親世代の日本人にも当てはまる、と思ったら著者はまさにその世代。
    テレビの字幕テロップの漢字が読めない学力で入れる日本の大学は行く必要ないでしょう。
    教育費を無理している人は考え方を変えた方が幸せになれるのでは?

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    2015年07月24日
  • 日本人を操る8つの言葉

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    外国人を夫に持つ日本人女性によるエッセイ的な一冊。
    8つの言葉、は正直タイトルだけで、主にフランス人と日本人を比較して、日本人ってここがダメよね、と、主婦同志が話しているのとあまり変わらないレベルの話題を海外のナマのエピソードがあるがゆえに付加価値が上がっている印象。気候も生活習慣も違うわけだから、ことさら比較してダメ出しするよりもその違いを受け入れることのほうがずっと前向きかと思いますがねぇ。

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    2013年06月15日
  • 日本人を操る8つの言葉

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    人間関係
    スケジュール
    派閥
    世間体
    自己実現
    情報
    若さ
    創意工夫


    ご説ご尤ものことばかりでしたが、そうでない日本人もたくさんいるし、欧米流のやり方が良いとばかり言えないこともたくさんあって、じゃぁどうしたらいいんだと、何ともスッキリしない読後感になりました。

    (2012/6/22)

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    2012年07月06日
  • 日本人を操る8つの言葉

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    南仏プロヴァンス在住のデュラン・れい子さんの書。
    「チャンネル桜」に出演されるのと、20万部のベストセラー「一度も植民地になったことがない日本」で有名。

    チャンネル桜に登場されているので、もう少し、保守的・日本賞賛的な本かと思ったけども、海外在住ならではの視点で日本を眺め、やや冷ややかに意見されている。

    全般的にエッセイ風で、もう少し深い考察があったほうがよいと思うが、この本のタイトルにある通り8つの言葉は、確かに日本を操っているのかもしれないと思う。
    ただ、だから「悪い」というのではなくて、そういう視点と逆価値のものがあるということを日本人が知る必要があると思う。そう感じた。

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    2012年06月05日