中村文昭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
三重県の田舎で林業を生業とする家に育った著者は、高校を卒業しても進路は全く決めていなかった。何もやりたいことが見当たらないからこそ上京し、手当たり次第何かをすることでやりたいことを見つけようと思っていた矢先、一人の実業家と出会う。
その実業家は、農家から野菜を直接仕入れて、その日のうちに軽トラックで行商をするというスタイル。行商のメンバーは、少年院あがりや、何かしらの問題をかかえた若者ばかり。
バブルの時代に、超がつくほど貧乏な生活を体験する。
著者を行商に引き入れた実業家は、周りのみんなと同じような額の給料をもらって、みんなと同じように使っていたら、並の人間にしかなれないし、大きな夢が -
Posted by ブクログ
嫁さんが持っていた講演CDを聞いてから、podcastを毎回聞くようになり、いつも元気にさせてもらっている中村文昭さんの本です。
話し方をテーマにという本でしたが、内容的には、語り部といわれる中村文昭さんのいろいろな経験を語り部調にまとめられている本でした。
テクニック的な話よりも、人間中村文昭がどういう人物なのかを知れる本となっています。
この本で一つ良かったのは、新米パパの自分としては、中村文昭さんの子育てのエピソードが非常に勉強になりました。
ただ、話し方のテクニックを求められる方にはお勧めできません。
でも、読み物としては一つ一つのエピソードをとっても笑いあり、感動有りの本なので、気軽 -
Posted by ブクログ
人生の師匠に手を差し伸べてもらいガッチリと手を握ってもらえれば自分の成長は何倍にも早くなる。本書では、人生の師匠の見つけ方と、その師匠に手を差し伸べてもらうための「中村流 4つの鉄板ルール」がよくまとめられている。
①「何を言われても返事は0.2秒」:何もできない自分は、師匠から知識を授かり、学び、技術を教えていただくのだから、ノーという返事はありえない。ゆえに、損得を考えず0.2秒で返事をしていれば、「素直な子だ」と思われ応援してもらえる。②「頼まれごとは試されごと」:0.2秒で返事をしたあとはすぐさま行動し、相手の予想を上回る結果を返す。どんな雑用だろうと一生懸命にやる。この気持ちは相手 -
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
天下一品の「人たらし術」で、新幹線は出会いの漁場。長者番付はお金を貸してくれる人の宝庫。素直と熱意と「人好き」を武器に、お客さんはもちろん、たばこ屋のおばちゃんからトップ・ビジネスマンまで、人生の応援団にしてしまう秘術を豪快・大公開。
目次
第1章 人の心は、足で歩いて手でつかめ(自動販売機は、人との出会いを遠ざける―人になつかないのは「もったいない」
おまわりさんにもオゴってもらえる―つかまった警察だって、人のご縁のかなめになる ほか)
第2章 尊敬する人のご縁で、人生が濃くなる(「今日は、でやった?」は人生のおまじない―人を喜ばせることの喜び