中村文昭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
三重県の田舎で林業を生業とする家に育った著者は、高校を卒業しても進路は全く決めていなかった。何もやりたいことが見当たらないからこそ上京し、手当たり次第何かをすることでやりたいことを見つけようと思っていた矢先、一人の実業家と出会う。
その実業家は、農家から野菜を直接仕入れて、その日のうちに軽トラックで行商をするというスタイル。行商のメンバーは、少年院あがりや、何かしらの問題をかかえた若者ばかり。
バブルの時代に、超がつくほど貧乏な生活を体験する。
著者を行商に引き入れた実業家は、周りのみんなと同じような額の給料をもらって、みんなと同じように使っていたら、並の人間にしかなれないし、大きな夢が叶うはずがないという信念のもと、目標にしていた、六本木に店を出せるようになる。
多額のお金をもつようになってからも、モノや洋服を買うのではなく、若いうちは目や舌や耳など五感にお金を使うように教える。
やがて、いつのころからか夢となっていた、地元の伊勢で店を開くべく独立し、周りから話がおもしろいからと講演活動もはじめ、どんどん成功していく。
この本を通して感じたことは、人間力、素直さ、ひたむきさ、行動力は、人を惹き付け、出会う人、出会う人が助けてくれたり、アドバイスをくれたり、どんどん縁が繋がっていく最大の力になるということ。
人は一人では、何も達成することはできない。
だいいち、一人では生まれてくることさえできない。
人に対する感謝や、人に好かれること、人の助けを受け入れること、逆に人を助けられる行動力や余裕は、自分の目標や夢の達成のために必ず大きな力になる。
そう改めて感じさせられる、著者の半生を綴った一冊でした。 -
Posted by ブクログ
人生の師匠に手を差し伸べてもらいガッチリと手を握ってもらえれば自分の成長は何倍にも早くなる。本書では、人生の師匠の見つけ方と、その師匠に手を差し伸べてもらうための「中村流 4つの鉄板ルール」がよくまとめられている。
①「何を言われても返事は0.2秒」:何もできない自分は、師匠から知識を授かり、学び、技術を教えていただくのだから、ノーという返事はありえない。ゆえに、損得を考えず0.2秒で返事をしていれば、「素直な子だ」と思われ応援してもらえる。②「頼まれごとは試されごと」:0.2秒で返事をしたあとはすぐさま行動し、相手の予想を上回る結果を返す。どんな雑用だろうと一生懸命にやる。この気持ちは相手に必ず伝わり「あれこれ頼んでみたい、やらせてやろう」と思われ、多くの経験ができるようになる。③「できない理由をいわない」、④「今できることをやる」:①②を心得ていても、つい「でもなー」が出てしまう。「できない」と感じた瞬間、「いま何ができるか」を考えやれることを探すように自分を変換する。
これらの4つのルールが、心に残る事例を交えて語られていくので、自分の心の引き出しに入っていきやすい。
その他、中村さんが自分の息子たちの師匠としてどのように接しているかのエピソードが秀逸。小1の息子が、高山病になりながらも自分だけの足で富士山登頂を成し遂げる話が特に興味深かった。 -
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
天下一品の「人たらし術」で、新幹線は出会いの漁場。長者番付はお金を貸してくれる人の宝庫。素直と熱意と「人好き」を武器に、お客さんはもちろん、たばこ屋のおばちゃんからトップ・ビジネスマンまで、人生の応援団にしてしまう秘術を豪快・大公開。
目次
第1章 人の心は、足で歩いて手でつかめ(自動販売機は、人との出会いを遠ざける―人になつかないのは「もったいない」
おまわりさんにもオゴってもらえる―つかまった警察だって、人のご縁のかなめになる ほか)
第2章 尊敬する人のご縁で、人生が濃くなる(「今日は、でやった?」は人生のおまじない―人を喜ばせることの喜びを、母の口ぐせで知る
自信を失いかけたら、遺伝子を信じろ―「大きな人間」を身をもって示してくれた祖父 ほか)
第3章 「人たらし」の本質は、人を喜ばせること(お客様の「自分らしさ」をプロデュースする―心の奥底のニーズを引き出すコーチング商法
ウエディングマーチは蒲焼のかおりにのって―あんなこと、こんなことも可能にするのがクロフネ流 ほか)
第4章 頭も資格も、お金もいらない(いい話は三日以内に五人にしゃべる―人は「インプット」ではなく「アウトプット」で成長する
お母さんに「教えてあげて」成績抜群になった小学生―相手と心を通わせながら賢くなれる方法 ほか)
第5章 人を育てるとは自分が育つこと(いいリーダーの条件は、なまけ者―任せきったほうが、自分にも相手にもプラスになる
勤勉な人は成功しない―体をこまめに動かすだけの人は、知恵を働かせないもの ほか)