中村文昭のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
私は本でも映画でも泣いたことはありません。でも中村さんの講演ではすぐ泣いてしまいます。著者の中村さんは年間300回もの講演を行う話し方の達人で、そんな中村さんがついに「話し方」の秘訣を本書で公開しています。
私は中村さんの講演に何度か足を運んだことがあります。中村さんのお話はとても面白くてタメになるので、中村さんから聞いた話を知人などによく教えてあげたりします。私の話を聞いた知人たちは一応の感心をしてくれはしますが、しかしながら絶対、私が中村さんから与えてもらった以上の感動は、知人たちに伝えることができませんでした。どうしたら中村さんのように面白くて伝わる話ができるのだろう?よく考えさせられ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「できない理由を探す前に、今できることをやる」
また、大きな目標も足元の一歩からしか始まらないというメッセージも刺さりました。山の頂上に焦るのではなく、目の前の一歩を積み重ねること。その大切さを改めて実感。
本書を通して、「どんな人にもどんな場面にも“いいところ”は必ずある」という視点を持つことの重要性にも気づかされました。良いところを探せる人は、きっと人生でも多くのチャンスやご縁を引き寄せられるのだと思います。
そして何より印象的だったのは、何度失敗しても諦めず、しかも楽しみながら進むことの強さ。続ける力が自分をどこにでも連れていってくれる、そんな前向きな勇気をもらいました。
最後に -
Posted by ブクログ
ネタバレ50年集大成、二十代は体を鍛える、30代は勉強する。40代でスタートする。五十代で蕾をつける。60代で花開く。70代で実をつける。80代で収穫
一番印象に残ったフレーズである。
題名のとおり、お金ではなく、人との付き合いで、人生を楽しく生きようという内容の本。人生の幸福とは健康であり、愛する人がいて、仕事があれば十分であり、これ以上のものはない。
また会いたいと思ったり、思わせたりする人間になるように生きようと言っている。
自分は生き急いでいると思ったりもしている。
なんでも、お金があれば、幸せなんじゃないかと思ったりもしていた。
この本を読んで、生き方を考えさせられたし、自分の希望がか -
Posted by ブクログ
三重県の田舎で林業を生業とする家に育ち、18歳であてもなく上京、そこで偶然出会った実業家を師とあおぎ、野菜や果物の行商をする。その後、いつのころからか目標となっていた、地元の伊勢でお店を開くことを実現し、持ち前の人間力と人懐っこさで、人との出会いをフル活用し、講演活動でも活躍中の著者の一冊。
今回は、著者がご縁があって出会った人たちの人となりや、仕事や人との出会いを向き合い方、家族や親との関わり方などを中心に書かれていて、改めて、人の出会いはいろんなところに転がっているし、人はそれぞれがいろんな体験をもとに、それぞれの人生を歩んでいるなぁと感銘した。
中でも、両親との出会いは、最も古いつき