桶谷秀昭のレビュー一覧

  • 人間を磨く
    蒼天は変らずにある。人を嗤う人間になるな。「教師」は「先生」にあらず。読書のための読書は意義がない。男は女の何に魅せられるのか。友には「益友」と「損友」がある。勉強は時に独力でせよ。敗北には王者の敗北もある。個性とは癖にすぎない。小さい親切は徒労であるか。人生には勝ち負けを超えた何ものかがある。…深...続きを読む
  • 人間を磨く
    【目的】:いかに人物を磨くか知りたい。
    ・なごやかな眼で人を知る。
    ・人間を押す。
    ・読書:作者の精神・どんな気持ちで書いた文章かに直面し、生の自覚を得る。
    ・本との出会いは自分との出会い。
    ・人生を考える。
    ・先生たる。
    ・異性という鏡を通じて自分をはっきり見る。
    ・なしえた事業だけでなく、誠意・...続きを読む
  • 人間を磨く
    借りたもの。
    人間を磨くことの重要性――著者の知性への探求と渇望、読書讃歌。
    著者が体験した戦後~ゼロ世代(2000年代)の空気感がよくわかる。

    昭和初期を思わせるカナ使いや文体がノスタルジック。
    所々にとり上げられた近代文学のエピソードや引用に、好奇心を刺激され、関心を持てるような文体。

    90...続きを読む