だいぶ長いこと忘れてしまっていたけれども
『ROGUE』も『終わりのない歌』も自分の中で大切な記憶だった。
この本の冒頭を読むまで、桜井和寿氏がROGUEを聴いてたことも
ap bank fesで紹介してたことも知らなかったけど
そのおかげで『終わりのない歌』が再認知されてることは嬉しい。
ROG
...続きを読むUE結成時のことや、解散後の諸々についてなど知らなかったことも
武道館ライブや解散当時のことなど、リアルタイムで見聴きしてきたことも
割とぎっちり書かれていて、懐かしさに目頭がちょっとだけ熱くなった。
事故後の闘いやリハビリ、歌えるようになるまでの日々は壮絶だったし、
『頸椎損傷』と『頸髄損傷』の違いは目から鱗が落ちた。
『いろいろあるさ、生きてっからね』でたまに出てきた手書きの文字が
iPadを使って書かれたものだと判ったことは個人的に大収穫だった。
Twitterもどうやってつぶやいてるのか謎だったので判ってよかったなと。
奥野氏の歌声は確かにかなり特徴があって、聴く人を選ぶ気はするけれど
当時のバンドとしてはかなり凝ったアレンジと、他にはないメロディーと歌詞が
なんだかんだ言って好きだったんだなー、と今更ながら実感した。
巻末に載ってた『終わりのない歌』の歌詞、
悔しいことにサビの部分しかメロディーが出てこない。
…ROGUEのCD探し出して聴き直さなきゃ。