近兼拓史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ茨城空港を春秋航空で飛び立って、世界一周を13万円台、80時間台で、文字通り飛び回った旅行記。各地には数時間しかいられないので、そういう旅行記を期待している向きには勧められないが、それでもいろいろ興味深い記述が見受けられた。
中でもp.157のスイスでATMを探す話と、p.134から10数ページにわたって描かれるスカイマークの不始末話は面白かった。前者の、その国の治安に応じてATMの置かれる場所が変わってくる、という指摘は特に面白く「アメリカならお金を下ろした瞬間に襲われる、中国ならATMごと盗まれそうなシチュエーション」にATMがあるスイスの治安のよさには確かに安心できるというものだ。 -
Posted by ブクログ
LCCを乗り継いで80時間世界一周を目指す旅の本。LCCの内部事情や各LCC会社の比較がむしろメイン?と思うほど、LCCについて詳述されている。
一方、メインであるはずの世界一周旅行の方は、やはり80時間という短時間のせいか物足りなさを感じる。めいっぱい盛り上げようとしてるのは伝わってくるが…。しかし世界各国を忙しく旅している著者ならではの、各国の国民性などについてのおおまかな傾向などがわかり面白い(それが全てと捉えるのはもちろん危険だけど)。
何より面白いのは、そのような著者自身の感情・感覚から「日本人の国民性」も浮き彫りになっているような気がすることだった。 -
Posted by ブクログ
「80日間世界一周」は過去に読んだ事がありますが、ついに時代は80時間まできたか!といった感じです。
タイトルを見てどうしても読んでみたくなりましたね。
しかも格安航空(LCC)使用で。
内容は著者も語っている通り、おばかな笑い話なんですが、
かなり旅慣れているであろう著者でもこうなのですから、
LCCをこれから利用したり、世界一周してみたいと思っている人は軽く読んでみるのも良いかと思います。
ただ最短ルートを使用するたけでなく、行きたい場所はちゃんと予定に入れておくというこだわりは感じます。
ハードスケジュールでも機内でちゃんと仕事をしていたり、帰国後の空港の話とかは、その最たるもので