テリー伊藤のレビュー一覧
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メモ
落合の凄さが分かる一冊
説明過多で日本人は幼稚化している。
説明がないモノを自分の想像力や努力で理解しようとしない。
世間の人たちはテレビで報道されている情報を無批判に受け止めている。
常識を疑い、物事の本質を鋭く見抜く感性。
冷めた目で何かを読み取っている。
指導者は見るのが仕事...続きを読むPosted by ブクログ -
テリー伊藤が語る、落合伝説の数々。タイトルに惹きつけられるあたりは、さすが天才演出家のなせる業だ。内容が薄いという人もいるかもしれないが、肩肘張らずに読めるのがいいところ。
実際、僕はあまり野球が好きではないが、中日の落合監督は好きだ。
落合監督が07年日本シリーズで完全試合を目前にした山井投手を交...続きを読むPosted by ブクログ -
落合博満氏というと、「常識に捉われない方法論を」「周りに説明することなく実行し」「ひたすらわが道を貫く」ところに特徴がある。本書では、日本人は落合氏のような人間をもっと評価しなきゃ駄目だ、と主張している。落合氏は中日の監督として顕著な実績をあげているので、中日ファンが言うのであれば普通であるが、熱心...続きを読むPosted by ブクログ
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「最悪の事態のシミュレーションができている人はここぞというときに強い」
例えば、「ゴルゴ13」はつねに最悪のことを想定している。
人と話すときは必ず壁を背にしているし、
現場に入ったらまず最初に脱出方法を確認する。
これが、デキる人間の優先順位のつけ方なのだとか・・・Posted by ブクログ -
いい意味で軽かった。相手の意図を推し量ることには1ミリも触れておらず、そこが今時だった。しかし、全く偉ぶらず、人を想う優しさに溢れていた。扇千景さんの話の180点よ!という件は、その図々しさに思わず声に出して笑ってしまった。これだけで読んだ価値がある。Posted by ブクログ
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テリー伊藤は、ベッタベタを提供する職人です。
素材を斜めから、正面から切り取って、
判りやすく、突き抜けることに命張ってます。
細かい根拠や整合性なんてどうでもいいんです。
世間の8割はそんなこと求めてないんですから。
テリー伊藤はハナから頭でっかちは相手にしていないのです。
そして みのりもん...続きを読むPosted by ブクログ -
落合が監督時代に書かれた本。終盤の「落合が去ってから評価しても遅い」という主旨の内容は、今読むと「まさにそのとおり」という感じ。本文の内容はちょっと大げさな書き方だと思うが、面白いことは面白い。でも落合に対しては、「周囲ともう少しうまくやればいいのに」と思ってしまう。Posted by ブクログ
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著者の落合監督と野球へのアツい思いがよく伝わってくる内容。ただ、大半が「落合監督だったらこう言うに違いない」という著者の想像の範疇でしかない。だから、まるで落合監督を神格化しているような印象を受けてしまった。内容は野球から現代日本人への批判まで繋げていて面白い分、そこが残念。Posted by ブクログ
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嫌われることを恐れず、勝つために必要なことのみをやる。
落合監督の凄さをライトに書いている本です。
そこまで目新しさは感じませんでした。
時々織り込まれるテリー伊藤さん(著者)自身と落合監督を重ね合わせる
記述はやや強引な印象も受けました。Posted by ブクログ -
テリー伊藤が作者なので、結構いい加減な論をぶってるのかと先入観。ところが真面目な人間論。とくに現代日本の風潮において稀有であり、それ故にその姿を目に焼き付けるべき落合博満の、皆が気づかない、高潔な精神性は肝に銘じて読むべき。Posted by ブクログ
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現中日監督の落合博満が持つ「落合力」について,
なぜ日本人は落合博満を嫌うかについて,テリー伊藤が語る.
今日本に必要なのは「落合力」だそうだ.
「落合力」とは以下のような人のこと.
・自分が正しいと思ったことは,どんな軋轢が生まれようとも主張する人間.
・周囲の折り合いや前例なんか気にせず,信...続きを読むPosted by ブクログ -
北野武 土井正三 戦力の底上げ10% 一年間の猶予 サボタージュ 大衆迎合主義 鳩山由紀夫 野村克也 河原純一 Allways三丁目の夕日 高度経済成長 戦争へのリベンジ 蓮舫 東芝府中 稲尾 有藤 金田正一 名球会Posted by ブクログ
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野球好きとしては面白い題材の本書。しかし私が野球好きでなければ星2つかも。要は幼稚化している最近の日本人に対する警鐘を鳴らす内容だ。とはいえ、その主張を落合博満というフィルターを通す手法がユニークなので星3つ。Posted by ブクログ