藤村正宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあまり期待していなかったが、非常にタメになったし読んでいて面白かった。
何故か?
実際にあった事例を具体的に且つ数値まで示して提示しているからです。
タイトルにあるように、「価値」の伝え方をちょっとした工夫で売上が著しく改善した例が沢山出ています。
昨日読んだ、 「100円のコーラを1000円で売る方法」は、マーケティング理論をストーリー仕立てで分かりやすく解説した本だったが、そもそものストーリーがいまいちだし、事例も具体的ではなく分かりにくかったので、失礼ながら駄本と評させて頂きました。
しかし、本書は見た目のチープな感じとは裏腹に、かなりの説得力がある事例集です。巻頭には、実際の事例の -
Posted by ブクログ
・ビフォーSNSの時代だとユーザーの意見や感想を聞くためには調査会社にそれなりのお金を払って調査しなければならなかった。。ingなんですけど。
・あなたがいいたいことでなく、お客様が知りたいことを発信する。が大事。
・SNS担当者の能力や知識、性格や人柄を見て、任せて安心な人を担当者にして信頼すること。業種業態、企業規模に関係なくSNSのインフラ化は避けて通れない。
・人々はあなたの商品を欲しくない。「〇〇」したいだけなのだ。それによって「△△」な生活や人生を手に入れたいと思っている。
・マーケティングで一番の問題は創造力の欠如
・お客さまを選ばない店は、お客さまからも選ばれない -
Posted by ブクログ
売れてるみたいなので読んでみました。
たくさん似たようなお店があるなかで、お客様はどこから買ってもいい。あるいはどこも選ばないという選択肢がありながらどうして自分のところから買わないといけないのか。
価格以外の独自の価値がないとやっていけないなぁと日々僕も思ってます。
¥1000カットも多い時代です。
そこに価値がないと僕のところには来ないです。
広告を出せば広告費が掛かります。
1人で店をしてた時、僕もホットペッパーに掲載して痛感しました。
今は広告費0で、紹介、SNSなどを見て連絡してきてもらったりがほとんどです。
来てもらって髪の毛を切りながら会話をし、関係性を築けていければと思ってます -
Posted by ブクログ
旧版を随分昔に読んだという記憶がある蘇った。学生時代のことで、純文学を随分読み耽ったり小説家を目指していた頃のことである。あの頃の俺はこの本を読んで何をしたかったのだろうか?
本書は、新時代のマーケティングのための精神論のまとめ。具体的な手法は書かれておらず、入門編という位置付けなのだろう。抽象論が中心であるため、自分の頭で考える作業は必要となるが、自分なりの応用を効かせやすいという感触。
特定の分野の話に偏ったりといったこともなく、広く浅く対応する内容。このままでは使えないが、応用的にひとひねりふたひねりできる人にとっては面白い本だと思う。