齊藤英和のレビュー一覧
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書名通りの内容。客観的数値を元に、日本における女性の結婚観、ワークスタイル、妊娠における課題に光を当てている。女性だけでなく、男性も読むべき。早く知るほど良いと思う。染色体異常と、卵子の劣化については生物学を専攻したため、既知の事実であったけれども、さらに踏み込んだ内容と不妊治療の種類とステップも説明されていて、有益だった。
正直、私はこの手の本を読むことにより、自分の人生ががんじがらめに、あるいは頭でっかちになってしまうことは好まない。しかし、だからといって無計画、無頓着、当事者意識ゼロというのは問題であると思った。それは私だけでなく、夫においても当てはまるし、もっと広く考えれば、企業全体、 -
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ネタバレこれ、高校生〜大学生の頃に男女問わず全員読んだらいいんじゃないんだろうか。
仕事、結婚、妊娠の現実を客観的に示してくれる。これを知ることによって進路や選択を変える人もいるのではないか。
具体的には…
・卵子の数を反映するAHHというホルモンは加齢で減るが個人差が大きく、人によっては若いうちから減少する人もいる。若ければ大丈夫というわけでもないし、年取ってから難なく子供ができる人がいる一因。
・独身の3人に2人は恋人なし、7割が実家にいる
・生涯年収
28歳で退職、その後パート 4767万円
28歳で退職、34歳から正社員 2億円
ずっと正社員 2億8500万円
・不妊治療をして授かる -
Posted by ブクログ
白河桃子先生の著書読書会と講演会参加のために読みました。
「婚活」という言葉を提唱した先生の最新著書は「妊活」がテーマ。仕事(就活)や結婚(婚活)に次いで子どもも、今では意識的に行動しないと手に入らない時代…と説いています。
決して結婚や妊娠をゴリ押しする本ではありません。
女性の社会進出が進み、キャリアプラン確立や「お嫁さん候補」思考の崩壊から晩婚化の傾向が強まっている。気づけば妊娠適齢期をすぎ…と、ひずみの元は明らか。
女性ひとりひとりがその問題を真摯に受け止めてライフプランニングを、という正面からの解決もあれば、事実婚やシングルマザーといった別のアプローチで出生率を高めた海外の例も紹介 -
Posted by ブクログ
ネタバレ目からウロコが落ちるとはこのことか。
自身初となる著書をお招きしての読書会「セレブ妻になれる人、なれない人」で参加者にプレゼントした白河桃子さんの最新本「妊活バイブル」
僕は先日NHKスペシャルで不妊治療の番組を見たときに衝撃を受けた。人間として子孫を残すことは最大の目的であると思う。結婚したら当然子供は授かるものだと思っていたんだが、年齢や体調、ストレスなどで子供がほしくてもできない夫婦が大変多かった。
僕は正直いうとあの番組見るまで不妊治療なんてほとんど知らなかった。不妊と避妊の違いを間違っていたほどだ。妊娠もsexすればできると思っていたが、そうではなくて、排卵日前後にsexしない