谷地恵美子のレビュー一覧
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購入済み
心が熱くなる
演劇が好きです。
テレビや映画とは違う、自分自身も同じ空間にいるあの感覚。
諸々の事情で劇場に足を運ぶ機会が減ってしまってますが、この作品を読むと、またあの空間に行きたいと思う。
逆に、この作品を読んだことで歌舞伎に興味を持ったりもした。
エネルギーがあって初めて人は動ける。
震災やコロナ禍でエンタメ界も打撃を受けているが、心を熱くしてくれるのがエンタメの力。 -
ただの少女漫画じゃない
子供の頃、母の本棚から手にとって夢中で読み進めた漫画です。健気で可愛くて心から応援したくなるような夏芽と、ひねくれててちょっと意地悪で超美形の累のラブコメ。
一言にラブコメと言っても、人間のあたたかみや些細な相手の言動で振り回されてしまう青春の輝きも丸々味わえる。読んでいて少し笑ったり、ほっこりする大好きな作品です。あと、ファッションがお洒落。今でも真似したくなるような登場人物の着こなしにも注目して欲しいです。 -
Posted by ブクログ
ずっと読み続けている漫画家の一人。
漫画家って、作風の変化がわかりやすいのだが、この作品今までと随分違う。しかし元々たまに、こんなような素材の話がたまにあるから、意外性はないんだけど。
大正時代を舞台に不思議な話が大好きな主人公六ちゃんが出合う不思議話のエピソード集。ほのぼのしているのがいい。
私がずっとお付き合いしている漫画家は、ストーリーテラーなのだが、やはり話がうまい。
6エピソードあるが、一番おかしかったのは竜神様。なにがおかしかったかは書けませんが、吹いてしまいました。
あと良く見たら連載時との順番が違うのだが、その順番変更もうまいです。不定期連載のようだけど、続きを期待。 -
Posted by ブクログ
20110603
大正時代の不思議譚。
不思議系雑誌「奇天烈報」編集者の六車時男が遭遇する不可思議な事件たち、1話完結シリーズ。
凶鳥のゆううつ
夕星(ゆうづつ)の美女
風の子ども 神の子ども
遥けし川を渡る 前編
遥けし川を渡る 後編
みらくる・さまぁたいむ
作風としてはおとなしめの作品だけど、私は好き系です。
続きはでるかなー?出てほしいなぁ。
最後のみらくる〜は、主人公は六車さんではないですが、こういうドタバタはほんとにお上手だなぁと思ったりして。
女の子が生き生きしてる。
というか、そもそも、女性や老人が生き生きする作風なんですよね。
重くないオカルトなので疲れず読めてほど良いです