【感想・ネタバレ】遥けし川を渡るのレビュー

あらすじ

好奇心のおもむくままに、不思議を探して東へ西へ。奇妙な事象が大好きな青年・六車時男が出会ったいくつかの奇妙な出来事を今、お見せいたしましょう。大正不可思議奇妙譚、いざはじまり、はじまり――【収録作品】凶鳥のゆううつ/夕星の美女/風の子ども 神の子ども/みらくる・さまぁたいむ

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Posted by ブクログ

ずっと読み続けている漫画家の一人。

漫画家って、作風の変化がわかりやすいのだが、この作品今までと随分違う。しかし元々たまに、こんなような素材の話がたまにあるから、意外性はないんだけど。

大正時代を舞台に不思議な話が大好きな主人公六ちゃんが出合う不思議話のエピソード集。ほのぼのしているのがいい。

私がずっとお付き合いしている漫画家は、ストーリーテラーなのだが、やはり話がうまい。

6エピソードあるが、一番おかしかったのは竜神様。なにがおかしかったかは書けませんが、吹いてしまいました。

あと良く見たら連載時との順番が違うのだが、その順番変更もうまいです。不定期連載のようだけど、続きを期待。

ところで気付いたのだが、たまに山岸涼子ぽい絵が。漫画家って漫画家が好きな漫画家がわかりやすく、特に新人漫画家は絵がそっくりでわかりやすいのだけど、まさかこんなベテラン漫画家さんで、今更絵が似てきてるって面白い。とはいっても表情がちょっとというだけで、基本谷地さん風は変わらず。変わられては困りますし(* ̄ー ̄)


まあ、そうはいっても山岸涼子自身も絵が変化しているけれど、二人とも線が細い系で考えてみたら似た系統なんだなと、今書きながら気付きました。もしかしたら谷地さん昔アシスタントやってた

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2010年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大正時代、雑誌・奇天烈報の原稿取りの六車は、霊感は無いが、人が信じない幽霊や不思議な話を信じて面白がる。怖すぎない不思議に怖い話がいい。

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2011年12月13日

Posted by ブクログ

20110603
大正時代の不思議譚。
不思議系雑誌「奇天烈報」編集者の六車時男が遭遇する不可思議な事件たち、1話完結シリーズ。

凶鳥のゆううつ
夕星(ゆうづつ)の美女
風の子ども 神の子ども
遥けし川を渡る 前編
遥けし川を渡る 後編
みらくる・さまぁたいむ

作風としてはおとなしめの作品だけど、私は好き系です。
続きはでるかなー?出てほしいなぁ。
最後のみらくる〜は、主人公は六車さんではないですが、こういうドタバタはほんとにお上手だなぁと思ったりして。
女の子が生き生きしてる。
というか、そもそも、女性や老人が生き生きする作風なんですよね。
重くないオカルトなので疲れず読めてほど良いです。
奇天烈報って今でいうムウみたいなものなのかなと思ったり。

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2011年06月04日

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