今城けいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初読み作家さん。
攻め:研究員・瀬戸閑
受け:営業・益原央紀
開発担当の瀬戸はクレーム対処の為に営業と一緒に先方の自動車メーカーに行くことになる。
元々人付き合いも自分の感情表現も得意ではない瀬戸はそつなくこなす益原に苦手意識を感じてしまい。
これは私の中の感覚なのですが、攻めてる行動(ポジティブだったり多少強引に事を進めたり)をするのは攻めなのか?な印象があるせいか、最後にエチをするまでどっちが受けでどっちが攻めか全然分かりませんでした。
ある程度読み進めて序盤が終わる頃にはその作品の視線が攻め視点なのか受け視点なのか、それなりに認識しながら立ち位置を分かっていくものなのですが -
Posted by ブクログ
雑誌記者の須賀傭一と、新聞社で資料課に勤務する連城柳がコンビを組んで、極悪非道な事件を追及していくサスペンスが主軸。
でも、メインは主人公二人の10年愛です。
柳がとても特殊なキャラクターで、他のBLと比べてかなり異色的です。完璧な人形のように美麗で、アンドロイドのように表情は乏しく、しかしIQ200という超人的な頭脳の持ち主。そして、そんな柳を学生時代から密かに盲愛し続けている勇猛果敢な性格の傭一。その傭一の視点で物語が進行します。
ものすごく柳のことを愛しているくせに、ひたすら友人としての立場を守り続け、ストイックに彼を支える傭一と、感情を全く理解することができない柳の関係に、とても興 -
ネタバレ 購入済み
王道の追放系
物語としては既視感のある展開です。TL作品でも見たなぁ...みたいな、王道の追放系という感じでしょうか。
前半、シオン皇子がやたら『どう思った?』『なぜそう思った?』とフロルに聞いてくるのが鬱陶しくて、あまり好感が持てませんでした。