田辺等のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2014.9.1
会社でおきているトラブルについて。
本人の人間性や、自分の人を見る目に問題があるのかと思っていた。
この本を読んで両方に問題がないことが判明した。彼は病気だった。モヤモヤしていたものがすっきりした。
このような病気があることを知れて良かった。だれでもかかる危険がある。アルコール依存症には自分が気をつけようと思う。
スーダラ節や星の王子様や、引用がおもしろかった。依存症問題は、大昔からあったんだろう。治療法がでてきたのが最近なだけで。この時代に産まれて良かった。
でも恋愛依存症の例が源氏物語だけ、というのがひっかかった。リアリティがない。他の例をあげるかそれが無理なら恋愛依存症は載せるべきではない。 -
Posted by ブクログ
新書なので内容はそれほど濃くはないが、症例から始まり、依存症になった原因や環境などを考察、一度なってしまってからの処置の方法が書いてある。
いついかなるときに何らかの依存症にならないとも限らないので、これは読んでおいて損はない。チェーホフ「三人姉妹」の登場人物はそんな依存症の人たちだらけだね。
筆者が強調するのはギャンブル依存症は「病気」だということ。本人たちがそんな自分を責めさいなみ過ぎてもいけない。体の病気と同じく回復を待つべきだと言っている。
内容は
・どんな症状かの症例。
・どういう過程でそうなったか実例。
・原因は何か
・どんな人がなるのか
・ほかの依存症とも関係(アルコール依存、買い物依存、恋愛依存)
・依存症の人を囲む家族の問題。共依存。
治療。
・受け入れ→診断→病気であることを確認→自助グループに参加、家族は患者だけでなく自分たちをもケア。
※自助グループについて
同じ依存症を抱えた人たちが集まって自分たちが病気だということを受け入れることから始まり、グループワークで傷を慰め合うことでも依存症は回復するという点が参考になった。
「傷をなめあうのは有効だ」という筆者の言葉は強がりがちな社会とは真逆な考えで興味深かった。