中村滋のレビュー一覧

  • シュメール人の数学 粘土板に刻まれた古の数学を読む

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    シュメール語とかアッカド語って独学で学べるものなんですね…予備校の数学教師が古代の粘土板を初めて解読させていってるってもっと注目されてもよいのでは…
    紀元前2400年頃ですでにここまで文明を発達させていたとは、シュメール文明は驚きに満ち溢れている。60進法を使っていたのは有名だが、ゼロの概念より以前に位取り法が発達し、円の面積の計算まで実用化されていたとは… 360°をベースにした角度もシュメール起源、最初期の文明ですでにここまで数学が進んでいたのはすごいことだ

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    2023年06月15日
  • シュメール人の数学 粘土板に刻まれた古の数学を読む

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    ネタバレ

    楔形文字の原典から、数式を導けるとは!
    流石。すごいの一言。

    ・シュメール人は60進法を主に用いていた
    ・シュメール人は素因数分解ができていた
    ・シュメール人は自然数7を特別視した(神秘数)
    ・シュメール人は複利計算ができていた
    など

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    2019年12月06日
  • シュメール人の数学 粘土板に刻まれた古の数学を読む

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    古代の数学文化について、なるべく数式などは使わずに解説されているので、すごくわかりやすいです。
    粘土板の文字すべては解説されていないので、そういう部分も含めて全部読むにはこの本だけではダメですね。

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    2017年07月15日
  • スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える

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    ユーザー・オリエンテッドの新しいメディアとは?
    情報に満ち溢れた現代、人々は洗濯的になり従来の方法ではモノを売ることはできない。そのためにどうすればいいのか?
    そんな話。興味深かった。
    ただ、ちょっと「ログからじゃ大したことわからない」って部分はいかがなものかと思った。
    (同じことをレビューに書いている方がいらっしゃった)

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    2012年04月16日
  • スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える

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    「スマートメディア」という考え方は、
    一周して情報の在り方の根源に回帰しているものだと感じた。

    技術や流通が整備される前はマスは存在せず、書物は手で書いた部数しか存在しなかった。後にマスメディアを通じて多くの人が知り得た著名な作家であっても当時はごく一部のコミュニティの中の存在。
    人々は身近なところから知り得る情報から取捨選択すれば良かったし、余計な情報は入って来なかった。
    もちろん当時と環境は違うものの、マスを拒めば、自分の必要な情報をある特定のコミュニティの範囲内で取り込むことになる。
    それは、ある意味、技術や流通が整う前の状態に近いのではと感じる。

    ただ決定的な違いはそれがローカルな

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    2010年12月27日
  • 初等数学史 下 近世篇

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     近世編はヨーロッパを中心として進んでいく。中世において三角関数が登場したにも関わらず、ルネサンスを迎えるまではただ金勘定のための技術でしかなく、しかも卑しい物として扱われていたためむしろ衰退してしまっていたというのには驚かされる。その一方で17,18世紀には負数、虚数、複素数、無限級数などが一度に開花したのも驚きである。残念ながらなぜこのように急激な発展をしたのかについては直接触れられていないが、一つには数学という学問が広く学ばれるようになったことが原因だろうこと思う。近代教育の祖であるペスタロッチの名が度々登場し、教育制度についての考察にかなりのページを割いていることから著者もそのように考

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    2015年05月22日
  • 初等数学史 上 古代・中世篇

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     数の数え方から始まるこの本。最終章では三角関数が登場している。ここまで紀元前1600年頃から1300年頃と3000年ほどかかっている。しかもまだ割り算のやり方が定式化されていないだけでなく、ヨーロッパではようやく位取りが使われる、つまりやっと0が用いられるようになったという状況である。この先、微積分が発明されるまでまだ数世紀かかることを考えると、非常にゆっくりと発展してきたことがわかる。また、いずれの地域においても、古い時代では定理に対する証明がほとんどされておらず、問題と結果のみが記されているというのはおもしろい。古代の社会のあり方からすると、数学が宗教的な側面を持っていたのではないかと思

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    2015年05月16日
  • スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える

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    成熟した社会の価値観の多様化、細分化。
    ロッテファンで、海外ドラマ好きとしては良い時代になった。
    メディアに携わる者としては難しい時代になった。
    面白そうだけど。

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    2011年04月17日
  • スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える

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    2011年23冊目
    「電子書籍の衝撃」を読んでいたので、あまり真新しいと感じることはなかったが、最後に出てくるスマートメディアの例は面白かった。
    スマート・マップという自分専用のマップを作るというサービスは面白いと思う。

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    2011年03月02日
  • スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える

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    新刊ラジオで紹介されていたので、購入。そのわりにはあまり書店で扱われてないなぁと思っていたら、あんまりだった。穿った見方かもしれないが、結局iPhone、iPadがすごいってゆう話にしか思えなかった。自分の読書レベルが足りないのだろうか??

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    2010年12月24日