松村潔のレビュー一覧

  • 新版 しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本

    Posted by ブクログ

    ブルゾンちえみが紹介していた本で気になっていました。以前より「星読み」など占星術に興味があったのですが、こちらの本は全く知識がない人も読みやすく入りやすい。少し知識がある人も辞書引きするのに便利な一冊だと思いました。何度も読み込んで理解を深めるのが面白く、何度も噛んで味を出す「スルメみたいな本」ということで占星術に興味がある人・自己/他己理解を深めたい人におすすめです!

    0
    2025年03月04日
  • サンドリーヌ裁判

    Posted by ブクログ

    果てしなく愛に溢れた小説。
    しようと思えばいくらでも娯楽的にもノワール的にもできたのに、そうしないところに作者の愛情へ強いのこだわりが感じられる。
    それでいて展開には典型的なところがなく読者の推論を次々に裏返す。
    この小説以上に星をつけられる作品をここ数年で見つけていない。

    0
    2024年09月05日
  • 精神世界の教科書

    Posted by ブクログ

    精神世界というとうさん臭さを感じる向きもあると思うが、セックスやアルコールやドラッグも本質的には同じ。肉体という感覚に閉じ込められた小さな自分に無限を感じる解放感を与えてリフレッシュするため、精神世界に変わるものを誰でも一つは持っている。納得。

    0
    2020年09月21日
  • 月星座占星術講座 ―月で知るあなたの心と体の未来と夢の成就法―

    Posted by ブクログ

    占星術というよりは、月のリズムを利用したまじない本。占星術とグルジェフの理論をウィッチクラフトの魔術に応用したいと思い購入。

    29.5日の朔望月を通していかに願望が浸透していくか、詳細に過程を提示。
    自分のホロスコープの月のハウスごとに、どういう場面で意識が眠りやすいか、また「月に食われ」ないための方法も。
    何度も読み返すための本。

    0
    2018年02月16日
  • 改訂版しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本

    Posted by ブクログ

    占星術を自分でもやりたい人のための入門書。
    数日前に鑑定をお願いした占い師さんが、手相とホロスコープを用いられていたのがきっかけで購入しました(ちなみに、その占い結果自体はあまりピンと来なかった^^;だから自分でやってみようとなったんだけれど)。
    占星術の大まかな法則と、読み解く方向性が載っているので、非常に分かりやすいです。星の持つ抽象的な意味を、どう解釈していくかが勉強の肝なのかなあ。

    初心者にも飲み込みやすく、「もっともっと!」って興味をかき立てられる本でした。午前中にこの本買って、1冊ざっと読み終わった夕方には「専門書買うか」とまた本屋寄ったからね。笑

    1
    2017年09月24日
  • サンドリーヌ裁判

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これは、ものすごく身につまされた。

    周囲を見下し、孤高を保つ夫・サミュエル。
    過剰な自意識。自分はこんなところにいるはずではない。
    頑なに自分を守り、他人を排除する。
    内心は不平・不満・怒りに満ちている。

    これは学生時代の私か?
    しかも私は、そのプライドの高さから、そんな自分すらも他人から隠していた。
    自分の不平・不満・怒りは日記の中にだけ。

    いや、年齢と共に頑なに自分の中に閉じこもっていく姿は、私の母のようにも思える。
    感情が表面にあらわれることはなく、他者への興味・共感を失い、家族の心配に心を向けることはない。

    いや、いや。やっぱりこれは夫婦の問題。
    知らず知らずに変わっていくのは人間として当たり前。
    しかし、人として大事なものを失っても気づかず、相手の些細な変質を騒ぎ立てる。
    自分を棚に上げて、相手への不満ばかりがたまっていく。
    そんな夫婦にならない自信、ある?

    読みながら、思考は過去へ未来へと揺れ動く。
    サンドリーヌもサミュエルも、どちらも相手を愛していた。
    愛していたから期待もした。
    期待に応えてもらえないからサミュエルは孤高の存在を演じた。
    そしてサンドリーヌは。

    サミュエルは、自分ができる人間だから周りを見下していたのではない。
    ゆきすぎたコンプレックスが、彼を鼻持ちならないインテリへと押しやった。

    なんて深くて繊細な人の心と、その闇。
    なんて深くて広い愛情。哀切。
    読んでよかった。

    0
    2017年06月02日
  • サンドリーヌ裁判

    Posted by ブクログ

     泣かされる本には本当に困る。ガツンと音が出そうなくらいの痛みが、読後の充実感に変わって心の中に広がるとき、人間としての弱さを突かれたような驚きによって感動が一気に沸騰してくるようなケースだ。

     時にそれは最後の一行であったり、最後の一シーンであったりする。この本に関して言えば最後の一ページだ。このページが心を銃撃する火薬量は生半可なものではなかった。

     いつもながらの回想シーンの叙述と現在の状況とを交互に繰り出して、事件の全体像を抉り出す、丹念に仕上げられた木工細工のような誠実な仕事ぶりはクックそのものである。しかしこれまでと違うのは、現在の状況が裁判の初日の冒頭陳述に始まり、十日後の結審に終わるという流れは、この作家の新機軸である。リーガルサスペンスに挑んだのも初めての試みであろう。

     裁判で数多くの証人が陳述する流れの中でこの物語の語り手でもある被告人は、まるで他人事のように裁判の流れを遠くから見やり、その心の中は常にこの事件の被害者と目される亡き妻への心情でいっぱいである。

     一人称文体で、妻の死の真実を語らせずに裁判の流れと回想で長いページを繰らせるという語り口は、実に苛立たしく不思議な感覚であるのだが、実は作者は被告人の心の内部の声を読者に伝えてゆくことによって、この悲劇の渦中にある夫婦の人生を実に誠実に丹念に描写し、考えさせてゆくのである。

     読めばすぐ答えの出るシーンばかりではなく、むしろではあの時代あの出来事は夫婦にとって何だったのだろうかと改めて一緒に考えさせられることの方が多い。主人公の心に入り込んで、過ぎてきた結婚生活や娘のこと、隣人や友人のこと、仕事、人生のことをともに考えさせられざるを得ないのが本書の仕組みなのである。

     これはミステリーなのだろうか、といい加減疑問に感じてきたとき、ああ、この仕組みはともすれば、一昨年にミステリ界を賑わせたとある海外小説にとても似た仕掛けであるということに気づく。しかし、行方も作品の目指す方向性も異なってゆく。

     しかしながら実に強く印象深いヒロインの存在は二作に共通したものである。そして亡き妻をともに見送る娘の存在に対し、父親としてまた夫としてどう対処すべきかという解決しそうにない昏い問題に対し、作品は最後の回答を用意する。そこが本書の味噌なのである。派手でもなんでもない事件。

     さほどトリッキーではない裁判のなかを通り過ぎてゆく比較的地味な証言者たちと、傷つく心の数々。本書は失敗作なのではないかとの懐疑がよぎる終盤、これほどの感動のフィナーレが待ち受けていようとは。久々に、やられた! と感じさせる凄まじい仕掛けを、巨匠トマス・H・クックは手練の業でやってのけてくれたのである。

    0
    2015年06月05日
  • 精神世界の教科書

    Posted by ブクログ

    題名の通りの内容を期待して手に取る。

    エーテルとアストラル、シータ波、夢、レイキ、宇宙、マヤ暦、・・・。気になるけどどうにもよくわからない、それぞれ関係があるのかないのかもよくわからない、何より精神世界のことなのかそうでないのかすらよくわからない。

    そんな自分にぴったりの題名。これ一冊である程度の骨格がわかればなあ、というワガママな期待を胸に、ワクワクしながらページを繰る。

    著者の本を手にするのは初めて。最初はすこし緊張する。ついていけるかな・・・。

    不安は杞憂に終わる。小難しい言葉を振り回すことは決してしない。自分のようなビギナーを歓迎してくれていることが、ひしひしと伝わる。ほっと安心。

    そして文体は扱うテーマに不釣合いな位、冷静でロジカル。派手さは無く、奇をてらわず、しっかりした組み立て。著者はあくまで、読者として普通の人を意識している。好感が持てる。

    これが「教科書」たる所以かと、思わず本のタイトルを思い出し、ひざを打つ。

    読み進むにつれ、散りばめられたピースがつながる。聞きかじった人名と、聞きかじった用語とが、筆者の導きにより、意味を持ってつながる。そうかと思えば時に以外な関係性もあり、いよいよ好奇心を駆り立てられる。

    納得感があるのはきっと、筆者が十分に消化し、体現し、自分の論理で組みなおした上で、この本の世界を展開していることが理由だと思う。筆者の具体的な体験談も、時に時代が感じられ、生々しい。

    自分はこの本を、辞書的、バイブル的に位置づけるつもり。ここから自分の興味の枝葉を広げる、その幹となる。

    いいタイミングで、いい本に出会いました。感謝。

    0
    2012年09月11日
  • 新版 しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本

    Posted by ブクログ

    初心者向け。少し興味があるけど難しいかな?と思っている人にいいかも。
    私は元々知識がある状態で読んだので、復習がてらという感じ。
    入門書という雰囲気だった。わかりやすい方ではあると思うが、特別大きな可もなく不可もなく。

    0
    2021年04月13日
  • 宇宙魂に目覚め、自分の魂の星(ふるさと)を旅する

    購入済み

    興味深し

    筆者の体験は私からすると深淵で測り知れないが、なんとなくところどころわたしの心に響くものがある。私の精神世界の探索にヒントはないかと読みすすめています。

    0
    2020年07月22日
  • 新版 しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本

    Posted by ブクログ

    占星術の基本的な勉強のために購読。自分でホロスコープを作りよんでみると、星座占いとは違った一面を考えるきっかけになり、おもしろかった。
    ただ、肝心のハウスの読み方(計算方法)が、分かりやすく簡単に示したかったんだろうけど、あまりに適当に投げちゃってる感じがして、最後に残念な本。

    0
    2021年04月05日
  • 改訂版しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本

    Posted by ブクログ

    入門編としてはわかりやすいです。コンパクトに理解しやすい情報量でまとまっている印象。ただ、極端によりがちだったり、信憑性に疑問が浮かぶ部分もあったので「あくまで一例」といった感じ。本当に入門編。
    でも逆にこれだけの深さをこれだけの量にまとめているのはすごいなと思います。
    わかりやすさはあるので考察や学びのとっかかりにはなる。

    1
    2019年07月05日
  • 改訂版しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本

    Posted by ブクログ

    わかりやすい説明と読みやすい作り。
    占いはオカルトですから!と潔い感じ。
    ただ、後半のハウスの説明はプラシーダスとかで見ないと変な感じだと思った。

    1
    2018年03月05日
  • サンドリーヌ裁判

    Posted by ブクログ

    この程度の状況証拠と動機の推定で起訴にまで持ち込めるんだとまず驚き。一応信頼できない語り手ものなのかな。今までのクック作品と比べれば、それ程思わせぶりではない。結局サンドリーヌが何をサムに望んだか、はっきりとはわからなかった。

    0
    2016年08月18日
  • サンドリーヌ裁判

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新作が出ると読まずにいられない作家のひとり。
    本音を言えば『ローラ・フェイとの最後の会話』あたりから作風が変わって来たように思える。これまでの自分の本棚とレビューを読み返しても「ついつい読むのだけれど、前の方がよかった」とぼやいている。
    過去の何があったのか、読者はよくわからないまま、でも重大なことがあったのだろうな…と思わせつつひっぱってくるといういつもの手法ではなく、裁判劇である。裁判ゆえに過去なにがあったか、微に入り際に渡りほじくり返され衆人の目にさらされる。
    そして読者は、主人公の「わたし」という人物を、本人はどう思っているか、他人はどう思っているかも知っていく。
    物語の運びは、少々平坦で退屈である。
    だがしかし、最後の証人による証言で、読者も主人公もあっと胸を強打される。そして、最後の一ページ。クックは読者を泣かせるのがほんとうに上手い。

    0
    2016年08月12日
  • サンドリーヌ裁判

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    途中、飛ばし飛ばしになってしまいました。
    最後の最後のところで、救いがあって良かったです。
    ただ、なんとも長い……。
    あと、妻の夫への心情が、そこまで?というあたりで、
    動機の背景がもうちょっと明確だと良かったかな。
    ★3,5というところです。

    0
    2015年05月11日
  • サンドリーヌ裁判

    Posted by ブクログ

    好きな作家というわけではないのに、なぜか必ず読んでしまうクック。我ながら不思議だが、文句言いつつ手が伸びる。今回もそうだった。

    出だしは、またこれか~という思わせぶりな独白が続く。なんでいつも読んじゃうかなあ自分、と思いつつ、事の真相は何なのかという興味に引っ張られて読んでいくうちに、いつのまにか夢中になっていた。やっぱり読ませるなあ。人の気持ちのひきつけ方を知っているという感じ。

    ただ、読み終わっても釈然としないところは残る。ヒロインの心情が結局よくわからない。あまりにも芝居がかってるんじゃなかろうか。珍しく「いい話」にしちゃったラストも、うーん、どうなんだろう。ブツブツ言いつつ、きっと次作も読むだろうな。

    0
    2015年04月29日
  • 精神世界の教科書

    Posted by ブクログ

     教科書というよりもエッセイという感じで期待した内容ではなかった。専門用語、概念が次々と出てくるため精神世界に関する事柄をひと通り知っていることが前提になっていたり、見出し間で内容の飛躍があったりして読み進めるのに苦労した。さらに最悪なことに見出しと内容が一致しない項目が非常に多く、エッセイとしても成り立っていないと感じた。また、内容そのものも精神世界における有名人からの援用が多く、自身の主張がブレていて何を言いたいのかよくわからない。とにかく頭に浮かんだことをただ書き連ねただけという印象しか残らなかった。

    0
    2012年08月11日