松村潔のレビュー一覧

  • 精神世界の教科書
    精神世界というとうさん臭さを感じる向きもあると思うが、セックスやアルコールやドラッグも本質的には同じ。肉体という感覚に閉じ込められた小さな自分に無限を感じる解放感を与えてリフレッシュするため、精神世界に変わるものを誰でも一つは持っている。納得。
  • 月星座占星術講座 ―月で知るあなたの心と体の未来と夢の成就法―
    占星術というよりは、月のリズムを利用したまじない本。占星術とグルジェフの理論をウィッチクラフトの魔術に応用したいと思い購入。

    29.5日の朔望月を通していかに願望が浸透していくか、詳細に過程を提示。
    自分のホロスコープの月のハウスごとに、どういう場面で意識が眠りやすいか、また「月に食われ」ないため...続きを読む
  • 改訂版しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本
    占星術を自分でもやりたい人のための入門書。
    数日前に鑑定をお願いした占い師さんが、手相とホロスコープを用いられていたのがきっかけで購入しました(ちなみに、その占い結果自体はあまりピンと来なかった^^;だから自分でやってみようとなったんだけれど)。
    占星術の大まかな法則と、読み解く方向性が載っているの...続きを読む
  • サンドリーヌ裁判
    これは、ものすごく身につまされた。

    周囲を見下し、孤高を保つ夫・サミュエル。
    過剰な自意識。自分はこんなところにいるはずではない。
    頑なに自分を守り、他人を排除する。
    内心は不平・不満・怒りに満ちている。

    これは学生時代の私か?
    しかも私は、そのプライドの高さから、そんな自分すらも他人から隠して...続きを読む
  • サンドリーヌ裁判
     泣かされる本には本当に困る。ガツンと音が出そうなくらいの痛みが、読後の充実感に変わって心の中に広がるとき、人間としての弱さを突かれたような驚きによって感動が一気に沸騰してくるようなケースだ。

     時にそれは最後の一行であったり、最後の一シーンであったりする。この本に関して言えば最後の一ページだ。こ...続きを読む
  • 精神世界の教科書
    題名の通りの内容を期待して手に取る。

    エーテルとアストラル、シータ波、夢、レイキ、宇宙、マヤ暦、・・・。気になるけどどうにもよくわからない、それぞれ関係があるのかないのかもよくわからない、何より精神世界のことなのかそうでないのかすらよくわからない。

    そんな自分にぴったりの題名。これ一冊である程度...続きを読む
  • 宇宙魂に目覚め、自分の魂の星(ふるさと)を旅する

    興味深し

    筆者の体験は私からすると深淵で測り知れないが、なんとなくところどころわたしの心に響くものがある。私の精神世界の探索にヒントはないかと読みすすめています。
  • 新版 しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本
    初心者向け。少し興味があるけど難しいかな?と思っている人にいいかも。
    私は元々知識がある状態で読んだので、復習がてらという感じ。
    入門書という雰囲気だった。わかりやすい方ではあると思うが、特別大きな可もなく不可もなく。
  • 新版 しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本
    占星術の基本的な勉強のために購読。自分でホロスコープを作りよんでみると、星座占いとは違った一面を考えるきっかけになり、おもしろかった。
    ただ、肝心のハウスの読み方(計算方法)が、分かりやすく簡単に示したかったんだろうけど、あまりに適当に投げちゃってる感じがして、最後に残念な本。
  • 改訂版しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本
    入門編としてはわかりやすいです。コンパクトに理解しやすい情報量でまとまっている印象。ただ、極端によりがちだったり、信憑性に疑問が浮かぶ部分もあったので「あくまで一例」といった感じ。本当に入門編。
    でも逆にこれだけの深さをこれだけの量にまとめているのはすごいなと思います。
    わかりやすさはあるので考察や...続きを読む
  • 改訂版しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本
    わかりやすい説明と読みやすい作り。
    占いはオカルトですから!と潔い感じ。
    ただ、後半のハウスの説明はプラシーダスとかで見ないと変な感じだと思った。
  • サンドリーヌ裁判
    この程度の状況証拠と動機の推定で起訴にまで持ち込めるんだとまず驚き。一応信頼できない語り手ものなのかな。今までのクック作品と比べれば、それ程思わせぶりではない。結局サンドリーヌが何をサムに望んだか、はっきりとはわからなかった。
  • サンドリーヌ裁判
    新作が出ると読まずにいられない作家のひとり。
    本音を言えば『ローラ・フェイとの最後の会話』あたりから作風が変わって来たように思える。これまでの自分の本棚とレビューを読み返しても「ついつい読むのだけれど、前の方がよかった」とぼやいている。
    過去の何があったのか、読者はよくわからないまま、でも重大なこと...続きを読む
  • サンドリーヌ裁判
    途中、飛ばし飛ばしになってしまいました。
    最後の最後のところで、救いがあって良かったです。
    ただ、なんとも長い……。
    あと、妻の夫への心情が、そこまで?というあたりで、
    動機の背景がもうちょっと明確だと良かったかな。
    ★3,5というところです。
  • サンドリーヌ裁判
    好きな作家というわけではないのに、なぜか必ず読んでしまうクック。我ながら不思議だが、文句言いつつ手が伸びる。今回もそうだった。

    出だしは、またこれか~という思わせぶりな独白が続く。なんでいつも読んじゃうかなあ自分、と思いつつ、事の真相は何なのかという興味に引っ張られて読んでいくうちに、いつのまにか...続きを読む
  • 精神世界の教科書
     教科書というよりもエッセイという感じで期待した内容ではなかった。専門用語、概念が次々と出てくるため精神世界に関する事柄をひと通り知っていることが前提になっていたり、見出し間で内容の飛躍があったりして読み進めるのに苦労した。さらに最悪なことに見出しと内容が一致しない項目が非常に多く、エッセイとしても...続きを読む