高荷義之のレビュー一覧

  • 宇宙戦争1945
    決戦が起こるには理由(目的、場所、時間)が無くてはならない。そこがきちんとあるからこそ、最後に決戦で幕を閉じられる訳なので。その辺がきちんと書かれていることが大事だなと。『人類の興廃、この一戦にあり』の方が『地球の一番長い日』よりも好みだなあ(両方出てくるけど)そして、これこそまさに『オリンピック作...続きを読む
  • 宇宙戦争1943
    火星人の侵攻に対して人類が肩を並べて反撃!とは簡単にいかず。共闘に至るまで。意外な兵器が有効だったり、意外な将官が目立ったり。それでも陸奥はいつもの被害担当艦wそして、人類が反撃の狼煙を上げたのもつかの間、火星人の第二派(第三波?)の存在が!それにしても御前会議で陛下の御聖断を仰がないと統帥権絡みで...続きを読む
  • 宇宙戦争1945
    もう少し続くと思っていただけに残念だけどダラダラ行くよりは良かったかな?
    当時の技術で宇宙を渡るレベルの敵に勝つために作者の苦闘が感じられます
  • 宇宙戦争1945
     火星人の本隊出現が迫る中での人類の総力を結集した最終決戦。本来であれば敵として向かい合うはずだった戦艦、航空機が一堂に会し共通の敵にへ決戦を挑む熱い展開。ルーデルやリトヴァクなどのエースパイロット、”戦艦”信濃にアイオワ、さらにB29にグランドスラムと文字通り注ぎ込めるものを全てつぎ込んだ作戦はま...続きを読む
  • 宇宙戦争1943
     紆余曲折を経て「人類統合軍」が結成されいよいよ反攻に打って出ることになる。統合軍結成に至るまでのプロセスにおいて、やはり自国の利害から抜けだせずに反目しあう様子は緊張感があった。これは第1巻冒頭の言にある見知らぬ明日を意識した展開ではないかと思う。日米英はともかく、独ソ仏などは完全に協調したとは言...続きを読む
  • 宇宙戦争1941
     真珠湾攻撃帯が見たものは壊滅状態の米太平洋艦隊と三本脚で歩きまわる謎の兵器……。火星人の科学力・技術力の圧倒的な差によって蹂躙される米国、欧州各国の都市。そして日米英の主力戦艦が為す術もなく轟沈させられてしまう様子が描かれている。火星人との全面戦争に突入してしまった世界がどのような選択をし、結末を...続きを読む
  • 宇宙戦争1941
    「昭和16年12月8日奇襲ハ先ヲ越サレタリ−」何この帯燃える!
    そうか、『宇宙戦争』は史実で、英国政府は事実を情報操作で隠蔽してたと。なるほど
    米国が対火星人軍事同盟を列強各国に提唱しても、籠もったきり回答しないヒ総統の動きが次巻以降楽しみ
  • 宇宙戦争1945
    1941年のハワイ奇襲から太平洋戦争が勃発するはずが、なぜか火星人が地球に攻めてきていて……というところから始まる宇宙戦争もついに完結。当時の地球の科学力と軍備で、いかに星の世界を渡ってきた超兵器と戦うかという架空戦記SF。最終刊は世界の総力をあげてのスーパー大戦。
  • 宇宙戦争1945
    火星人や接近中の人工天体の謎が解け、ヨーロッパや西海岸を放り出してボルネオを奪還しないと人類敗北という状況で、トライポッドとの戦闘やらルーデルやリトヴァクといった有名エースのシーンが楽しかった。

    けど、もう少しSFっぽい結末が欲しかったと思うのは贅沢かな?
  • 宇宙戦争1943
    架空戦記はこのぐらいのが面白いよね。それかできる限りリアル。タイムスリップはもういいよ。もう少し情報収集がうまくいって日本が無条件じゃない降伏をするとかそういうのでいいのだよ。
    んで、本書。文字通り宇宙戦争。火星人を倒すべく統合軍ができたりソビエトがうざかったりアメリカが\及び腰だったりする。突然な...続きを読む
  • 宇宙戦争1943
    タコ型の火星人に反撃開始。やっぱり楽しいわ。
    マニラ奪還に成功し、火星人の謎が少しずつ判明しつつある所、正体不明の人工天体が地球に接近中であることが判明。
    で次巻につづく。これは楽しみ。
  • 宇宙戦争1941
    表紙はともかく内容は完全にネタだと思って購入したもののきちんと宇宙戦争をしている。ちょっと日本がいいやつすぎる気もするが内容は良い。登場で不思議がりなんとかして既存の兵器でたたかう。実によい。
    続刊に期待。単純に楽しめる。面白い。
  • 宇宙戦争1941
    H・G・ウェルズの「宇宙戦争」が、1941年に再び起こる!対するは第二次世界大戦時の各国艦船・戦闘機・戦車!
    ……という、一歩間違えればトンデモ架空戦記になってしまいそうなところ、それ以外の部分を忠実に描くことで、かなり出来のいい「宇宙戦争」のパスティーシュになっていると思う。トライポッドや三角エイ...続きを読む
  • 宇宙戦争1941
    1941年12月8日、日本軍は真珠湾奇襲を謎の3本足メカに先を越され、第一次攻撃隊は大損害を受ける。
    のみならず、フィリピン、マレー半島も先を越され、実はサンフランシスコ、モスクワ、ベルリン、ロンドンも謎の侵略者から攻撃を受け壊滅状態。
    実はイギリス人だけは41年前の奴らが帰ってきたと知っている。そ...続きを読む
  • 宇宙戦争1941
    冒頭からグイグイと掴んでくる。
    史実へ荒唐無稽なストーリーを放り込む構成力はなかなか大したもの。風呂敷の広げ方が巧い。
    読後感としては星4といったところ。
    映画化されていたらヒットしたんじゃない?
  • 宇宙戦争1945
    第二次世界大戦を舞台に人類と火星人の戦いを描いた三部作完結編。

    時間がなくなったことを知った人類は、火星人の本拠地と思われる命運を賭けボルネオに総攻撃をかけるが……という内容。

    満を持して大反撃、のはずがバカスカやられて、なんともストレスが溜まったw 作品としてはきれいに完結しているのは良い。
  • 宇宙戦争1941
    久しぶりに読むSFもの
    ジューンベルヌの宇宙戦争がベースか
    舞台は太平洋戦争直前、これから闘う相手と、これまで戦っている相手と共同で第3の相手(火星人)対していくれのか
    圧倒的な火星人に対しての今後はで1943へと続くよう。
    映画マーズアタックとスピルバーグの宇宙戦争を何故か思い出す。
    結論は全く見...続きを読む