辺真一のレビュー一覧

  • 「金正恩の北朝鮮」と日本 「北を取り込む」という発想(小学館101新書)

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    北朝鮮との上手な付き合い方。
    中国、韓国をけん制するためにも北との関係は重要です。
    これからの日本外交のキーワードを読みときましょう

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    2012年05月16日
  • もしも南北統一したら

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    他の方の書評を読むと、賛否がハッキリと分かれている。
    個人的には本書の内容は好意的。
    まずは私自身が色眼鏡で韓国・北朝鮮を見ていたということ。
    印象やある角度の情報だけで物事を判断することは、本当に危険だということ。
    そのことに本書が気付かせてくれた。
    つまり、我々一般の日本国民が、そもそもの情報を正しく持っていないのだ。
    北朝鮮・韓国とは、そもそもどういう国なのか。
    双方の国家のトップは何を考えているのか。
    今数字で見える部分ではどういう状況なのか。
    つまりファクトは何なのかということだ。
    「印象操作だ」「プロパガンダだ」と批判する書評も多かった。
    しかし私個人のことで言えば、「そもそも本書

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    2021年07月20日
  • 在日の涙――間違いだらけの日韓関係

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    辺さんは韓国、北朝鮮、日本をとても客観的に見ていてそれぞれの良い点、悪い点を指摘している。ただ、韓国についてはあまり良い点は書かれていなかった。韓国人は白か黒かをはっきりさせないと気が済まないと言うが、それは自国に都合のよいように嘘をついてでも決着したいように思える。韓国が徹底的に反日で親日派を一掃しようとしているのに反し北朝鮮はそこまでの反日を表していず、日本と北朝鮮が国交を回復することで多くのことが解決すると言っている。それもまた困難な問題だとは思う。在日朝鮮人は難しい立場にあることは理解できる。今日本で行われている朝鮮人へのヘイトスピーチはやめてほしいと思う。日本人としての寛容さと誇りを

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    2019年03月12日
  • 大統領を殺す国 韓国

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    過去の韓国の大統領の事がよくわかる。日本に対する対応がよく理解できる。今の文大統領も任期が終わるとまた罪に問われそうな気がする。続編を書いてもらいたい。

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    2018年04月06日
  • 北朝鮮と日本人 金正恩体制とどう向き合うか

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    朝鮮半島問題の第一人者の辺真一と北朝鮮に29回(当時)行ってるアントニオ猪木との対談集。

    猪木の北朝鮮に対する態度や外交努力がよくわかった。

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    2018年03月31日
  • 在日の涙――間違いだらけの日韓関係

    顔は似ていても思考や行動は違う

    韓国人の考え方がよくわかる。
    日本人の感覚で韓国人の行動を見てしまうと間違いであることがわかる。
    ぜひ韓国語版を出版して、韓国人に読んでもらいたいと思うが、たぶんこの本を読んでみて予想できることであるが、著者は客観的に書いているが、韓国人はこの本を「嫌韓本」に分類してしまうのではないだろうか。
    韓国に都合の悪い本を書くと、起訴されたり、発行禁止になる国だから、この本も発行禁止になり、呉善花氏のように著者も入国禁止になるかもしれない。
    日本の対応の悪さも書かれている。日本の政治家にも読んでもらいたい。

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    2017年10月17日
  • 大統領を殺す国 韓国

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    ネタバレ

    酷いタイトルだが、著者は歴代大統領の功罪とその後を書いたことで、大統領制の効率を再認識できたと述べている。公平を期した書き方で読みやすく、独立後の韓国の歴史をざっくりおさらいできた。
    1960年頃韓国は北朝鮮より弱く、貧しかった。金大中の民主化・開放政策まで南と北はそっくりの双子の国であった… など今では忘れられているようなことがらもあって、ためになった。
    2017年追記
    朴槿恵大統領は任期満了を待たず獄中のヒトとなり、報道も「朴容疑者」の呼称となった。ここに至るには民衆の激しいデモがあったのだけど、あまりにも整然とした集団行動で、組織的なものと見えた。そのあたり、報道には出てこな

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    2017年04月01日
  • 大統領を殺す国 韓国

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    お隣の国にもかかわらず、あまりにも知らなさ過ぎた。それも、遠い昔でなく、つい最近のことばかりである。勉強になった。

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    2014年04月26日
  • 世界が一目置く日本人、残念な日本人 日本が韓国、中国に抜かれることはない!

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    日本と韓国の情勢が北朝鮮と中国、米国を交えて分かりやすく解説してくれた本。隣の国なのに国民性ってこんなに違うものなんだと思う。

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    2013年06月02日
  • もしも南北統一したら

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    尊敬するジム、ロジャース氏が北朝鮮を特に推していたので南北統一に関しては以前から興味があった。
    その根拠として十分な内容だった。
    情報にどれだけ信憑性があるかは別にして、南北が統一して経済を強烈に推し進めれば少なくとも日本に肩を並べる可能性は高いと思う。
    因みにジム・ロジャース氏はまだ中国が自転車で街が溢れていた頃からアメリカに代わって覇権石になると予言してた人物で彼の意見はかなり貴重。

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    2024年09月10日
  • 在日の涙――間違いだらけの日韓関係

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    論点があっちこっちに行って、結局なんなんだ。
    日本がうまくヤンなきゃ、それも北を取り込んでというのも判らないでもなく、それが支那を牽制することになるのも判るが、だからって何を認めなきゃいけないんだ。
    徴用は強制連行とは違うと言いながらも、それを認めて、人数ではなくちょっとでもあった事が問題とかいう流れも何度読んでも判んなかったし、慰安婦問題を事実として論を展開するのも気になる。
    在日の立場を考えろというのはあまり考えたことはなかったが、民族意識の高さとか言われた上に、日本を仮想敵国と言い切る存在は、仮に戦争状態になったらどう扱うんだ。
    それでも最後まで読めた本。極めて冷静な感は受けた。

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    2018年03月01日
  • 大統領を殺す国 韓国

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    この本を手に取ったのは著者が知合いのお父上ゆえのこと。韓国の大統領制に関する本を読んでみたいと思っていたこともあり購入する。読んでみると制度に関する言及はあまりなく、歴代大統領の治績に著者の見解を加えながら編年体で記したものだった。延世大語学堂で受けた政治史の講義内容を思い出しながら読む。授業が国内的に中立な立場にならざるを得ないのに比し、本書は著者の見解がよく出ている。タイトルはやや煽情的だが内容は至ってまとも、かつ読み易い。盧武鉉大統領以前の韓国政治史がイマイチよく分からないという在韓留学生にお勧め。

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    2014年06月10日
  • 世界が一目置く日本人、残念な日本人 日本が韓国、中国に抜かれることはない!

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    他の韓国に関する本を読んだせいか、国民性もへ~ってびっくりすることもなく、日韓問題も自分の考えを広く進めるといった意気込みも感じられずなんだか肩すかしな感じ。在日の私としては仲良くしてほしいな~祈ってますよ~って感じ。
    写真ね。たしかに日本人は撮ってるところを邪魔しないよう待ちますね。

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    2013年04月28日
  • 「金正恩の北朝鮮」と日本 「北を取り込む」という発想(小学館101新書)

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    日本との関係、米国との関係の分析が面白い。

    日本との関係においては、2002年の首脳会談から「ボタンの掛け違い」があった。

    首相会談時、日本側は外交儀礼である晩餐会への出席を拒否し、北朝鮮側が用意した弁当やミネラルウォーターですら手をつけなかった。

    一方、クリントン元大統領は拘束されたアメリカ人記者の解放を求め、特使として北朝鮮を訪問。

    金総書記と、直接交渉しアメリカ人記者の解放に成功。

    その成功の裏には、金日成主席死去時に、当時大統領だったクリントンが敵国ながら弔電を送り敬意を評した。

    その時総書記は「敵ながらあっぱれ」と高く評価し、朝米首脳会談の一歩手前まで事態は好転した。

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    2012年03月10日