杉田泰一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヒューマニズムについて への導入として買ってみた一冊。二つは全く本の厚さが違うが本筋は似ていると思う(外観は全く違うが)。ロッククライミングと長く険しい上り坂の違いみたいだと思う。
まだ一巻しか読んでいないが
ただ繰り返される流行と本当に創造的とされるものとの間の差異は実は紙一重であるのかもしれない。どちらもそれぞれの仕方で過去や未来と接続し、向き合い現在に形を与えていく。その紙一重の違いが何によるのか?そこを見極めていかないと大変なことになると感じた。
ただ前者は向き合った上でそれを再度似た形で反復してゆく、後者は向き合った上でそれを噛み砕き超え出てゆく。二つの向き合い方はそれぞれ