服部暢達のレビュー一覧
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日産に勤めながらMITのMBAコースに留学し、ゴールドマン・サックスに入社して、規模の大きいM&Aに関与してきた著者の半生記。興味深い話が結構あった。Posted by ブクログ
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ゴールドマンサックスでの、様々な業務経験について、淡々としながらも、軽快な筆致で書かれており、楽しく読破することができた。
「はしがき」には、端的に筆者の思いが凝縮されているように思えるが、特に以下の点について非常に同意する。
●でも気を抜けば、やはり、どうしても会社が有利な立場に立ち、個人を支...続きを読むPosted by ブクログ -
いかにもタイトル買いを誘ってそうな・・・
全く期待しないで買ったが良書。
著者のGS時代に手掛けた案件が、かなり踏み込んんで書いてある。Posted by ブクログ -
仕事上必要になりそうな本なので再読。
M&Aの制度概要や問題点など法律面から読み解いた実務書。
日本の対等合併という意識の問題点や、TOB制度、タックスフリー・スピンオフ、LBOの問題点など日本の法制度の遅れ(2004年当時)を指摘している。
個人的には14章にさりげなく知識確認のための問題がつ...続きを読むPosted by ブクログ -
担当:Hirakawa
対象レベル:中級
内容:
世界と日本のM&A動向
M&A関連商法、会計、税制
企業価値評価の基本コンセプト
主なM&A手法の比較
株式公開買付制度の概要と実務
株式交換制度の概要と実務
海外のM&A法制
会社分割制度の概要と実務
タックスフリー・スピンオフとトラッキング・スト...続きを読むPosted by ブクログ -
実用書というよりは、自伝。ただ、現在の柵無き立場もあるのだろうか、率直な物言いにリアリティがあり、果たしてきた実務に付随する情緒面も含めてよく伝わる内容。実績を披露しながら、随所にその勘所や感じた事などを散りばめる。ゴールドマンサックス以外のコンサル会社は偉そうで好きになれないとか、元々勤めていた日...続きを読むPosted by ブクログ
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筆者は日産からMITにMBA留学したのち、「人生の後半に自分の居場所を自分で決められるようでいたい」という思いからGSに転職、M&Aのマネジャーを務めた人物。
実際に関わった大型M&A案件が、ここまで書いていいのかというくらい詳細に描かれているため、投資銀行の実務やプロフェッショナリズムに深く触れら...続きを読むPosted by ブクログ -
日産時代からMBA、ゴールドマン時代の話をディールの個別背景からスキームまで、守秘義務がある中で歯に衣着せぬ文体で記載されており非常に読み応えがあった。
エクセキューションの部分は知識不足で読み飛ばした部分も多かったがバンカーとしての矜恃や覚悟が至るところで見られる良書。Posted by ブクログ -
守秘義務が厳しいプロフェッショナルな業界、投資銀行出身者による珍しい自伝。1990年代、2000年代に関わった、日本経済にとってインパクトのあっな案件の舞台裏を淡々と紹介しながら、M&Aの業務、著者の仕事観についても紹介されている。
本屋で見かけ、「守秘義務は大丈夫か?」と思いながらも購入。コーポレ...続きを読むPosted by ブクログ -
基本的に守秘義務があり、どんな案件を手掛けたかは外部に出てくることはないと思うが、(金額は手直ししているにしても)細かく臨場感をもって書かれていて、非常に興味深く、さらさら読めた。
読者に対するメッセージ性はそれほど強くないが、投資銀行の働き方や役割を理解することのできる良書。Posted by ブクログ -
個人的振り返り
短期20代 強みを見つけ、自分の能力を高めて戦うべき分野の選択
中期30代 自分が一番力を発揮できる場で仕事をこなし、その分野でのプレセンスを高める
長期40代 その分野で社会に大きなインパクトを与える
「会社と個人は対等であるべき」
「M&A 成長の戦略」読んだら良さそう(M&A...続きを読むPosted by ブクログ -
我が経済に影響を与えたM&A案件を数多く手掛けてきた著者の回顧録。同じ金融業界に身を置く者として非常に興味深く読めました!Posted by ブクログ
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かつて講義の最中にさらっとつぶやいたエピソードの数々が1冊の本となった印象。その頃に出版された「日本のM&A 理論と事例研究」(日経BP社)より遥かに面白い(笑)。Posted by ブクログ
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・事例豊富。
・明日から自己啓発を新たに頑張る(英語、不動産関係)
【備忘】
・会社は自分の味方ではない。敵とまでは言えないが、少なくとも黙っていても会社が自分のために何かを施してくれるというものでは絶対にない。会社で自分の思いを通すには、会社と個人は常に対等の関係になければいけない。さらに対等な...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルに惹かれて購入。著者の服部暢達氏は、日産→MITのMBA→ゴールドマンサックスで10数年ご活躍。現在はファーストリテイリングの社外役員とか。ゴールドマンサックスでは東京でM&Aを。
感想。面白かった。本の中でも「臨場感を伝えたい」と説明があった通り、少し世界を覗けました。
紹介のあった事例...続きを読むPosted by ブクログ -
「会社と個人の関係は対等であるべき」
日産、MITを経てゴールドマンサックスのM&A部長まで上り詰めた著者がアドバイザーとして携わった案件の数々を振り返る。非常に読みやすく、誰しもニュースで見たことのあるビッグディールの背景は興味深く、また資金調達や企業買収のテクニカルな手法についても勉強になる。た...続きを読むPosted by ブクログ -
「M&A戦記」という悪ノリのタイトルは編集者が付けたのであろうが、まさに日本M&A史の勃興期にゴールドマンサックスのM&A部門の最前線に居た方の回顧録であるので退屈であるはずはない。服部氏の当時の記憶を語る内容だけあって、ディールの説明は理論のみならずテクニカルなスキームやバリュエーション、タックス...続きを読むPosted by ブクログ
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本当に出世した人が書いた本で面白かった。
GSが意外とチームワークを大切にする雰囲気だったと知って少し驚いた。ただし上場まで。Posted by ブクログ -
本書の内容に関して大きく分けると実際の「M&Aの裏側」に関する部分と著者の「プロフェッショナルとしての歩み」の部分とに分けられる。前者では、実際に著者が関わったM&Aの裏にどのようなドラマがあったのか、そして、そこに著者(とゴールドマンサックス)がどのように関わったのかが明らかにされている。
著者...続きを読むPosted by ブクログ -
もう少し詳細な内容かと思ったけど、、、ゴールドマン・サックスの求める人物像や雰囲気は理解できる入門書。Posted by ブクログ