坂本伸二のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
Design &IDEA デザイン入門教室 [特別講義]
確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~
著:坂本 伸二
出版社:SBクリエイティブ
わかりやすくてよかったです
カラフルで、図表満載、適度な解説
本書の冒頭のことば
デザインは、すべての人が必ず上達できます
読み手に伝わるデザイン、心に残るデザイン、読みやすいデザインを制作するのに
もっとも大切なものはセンスでありません
最初に学ぶべきは、デザインの基本ルールと、デザイン制作の流れ
と語っています
センスより大切なこと、それは、誰に何を伝えたいのかを明確にすること
デザインはあくまで手段であって、 -
Posted by ブクログ
ネタバレもっとも大切なものはセンスではありません。
デザインを制作するうえで大切なのは次の2点です。
・誰に何を伝えたいのかを明確にすること (目的)
・その目的の実現に最適なデザインの手法(基本ルール)
を選び、制作すること
デザインはあくまでも手段であって、目的ではありません。「美しいデザインに仕上げる」ということが目的になってしまっては本末転倒です。
デザイン制作を行う際は、何よりも先に「制作する目的」をきちんと定めることが大切です。 目的があってこそのデザインです。
コントラストをつける際のポイントは「強調したい要素を明確にする」と、「しっかりと違いをつける」
レイアウトを検討する際、強調 -
Posted by ブクログ
ネタバレ数日前に色彩学の本で色彩調和や色のデザインについて学んだこともあり,もう少し抽象的にデザインをしっかり勉強してみたいと思い,本書を手に取りました.
Chapter1に書かれているデザイン制作の流れに沿って,それぞれの項目の詳細Chapterを都度参照するスタイルで読んでいたら,いつの間にか本をほとんど読み終えている状態になっており驚きました.
このような本の構造と情報結束の巧みさは,著者がデザインを深く追求してきたからこそ成せる業であろうと思います.
「デザイン」というと視覚的な美しさだけに囚われがちですが,その本質は「伝えたい情報をいかに伝わるように表現するか」であり,本書に書かれている -
Posted by ブクログ
借りたもの。
デザインのロジックをまとめ、いかに情報をわかりやすく伝えるか、基礎的な方法論をレクチャー。
紙媒体におけるデザインだが、バナーなどWebでも基本は変わらない。
文章も最小限の要点に抑え、くどくどしない所が、この本が言わんとする「デザイン」そのものでもある。
図がちょっと小さいと感じるのが難点……見開きで簡潔になるようにまとめてあるためだと思う。
カーニングの際に参考になる具体的な数値、巻末には今までの講義をふまえてのちょっと上級編(仕事で最低限求められるノウハウ)も紹介されているので、色々再確認…
よくないデザイン例も載せてくれている点が嬉しい。
「デザイン一年生向け」との事だが