若林亜紀のレビュー一覧
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ネタバレ現名古屋市長の河村たかし氏の元秘書で、
現みんなの党の党員による著書。
厚生労働関係の仕事を通して、公務員に与えられる特権や
一般企業ではまず考えられない手当などについてのレポート。
政治家を含む公務員の手にするお金の殆どのがこの手当てに当たるもので、
一定の要件満たす政党の政治家であればさらに政党助成金からの給付もある。
よく官僚や政治家が自らあの給与カットを誇らしげに語っているが、
仮に全額カットしたとしても、僕らの感覚で言えば、月の交通費を一部カットしたぐらいの物に過ぎないし、削った分は新たな手当てをつけたり作れば言いだけの話。
しかも手当ての一部は非課税となっており、給与カット -
Posted by ブクログ
おどろき呆れる実体?の一部;この事実を?国会レベルで問題にすべきだろう。千葉県佐倉市役所では税金で職員共済会からいろいろな手当が付くそうです。契約ホテルの宿泊は1泊2500円・市内の温泉施設スパを利用すれば、1回500円の「施設利用手当て」デイズにーランドへ行くと「観劇・観戦手当て」。マッサージ鍼灸治療は行けば「施術利用手当て」職場の親睦会に参加すると1回6000円の「元気回復手当て」だそうです。これ等の民間では信じられない数々がみな事実。公務員のタクシー代が年間で80億円・地方自治体公務員の裏金造り・実体希薄な仕事擬態の無数の天下り外郭団体・談合賄賂の無競争と随意契約利権まみれの管理職・縁故
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Posted by ブクログ
民間企業で働いたあとに特殊法人に転職し、十年務めた後に退職した著者があきれた公務員の実態を暴露。という内容ですが、地方公務員と国家公務員の区別が頻繁に曖昧になっていたり、特殊法人の職員と役所の職員の話が区別しにくかったりと、もう少し分かりやすい書き分けをして欲しかったと思います。
ここで指摘された内容は事実なんでしょうし、公務員は確かに厚遇されていると感じることもあります。
ただ、過疎の村役場の公務員と、都会の市庁舎県庁舎の公務員、ましてや官僚などとは厚遇の度合いにかなり開きがあるとも思います。
教職員についての記述の中に、正規の教員と非常勤の教員の格差について触れられていましたが、こうしたと -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
閑職と厚遇―すでに定着した地方公務員のイメージだ。
しかし、現実は想像を超えている。
その地方独自の特殊手当と充実が過ぎた福利厚生で、住民との給与格差は開くばかり。
一日の実働2時間半の通称みどりのおばさんに年収800万円、公共バスの運転手に1300万円を支払う自治体もある。
公務員の厚遇は、もはや異常だ。
だが彼らに、自らの人件費が国や地方の財政を圧迫しているという意識はない。
国が破綻する前に、公務員を弾劾せよ。
[ 目次 ]
四月―入庁式
五月―ゴールデンウィーク/メーデー
六月―ジューンブライド/衣替え
七月―夏休み
八月―サマーレビュー
九月―敬老の日/読書の秋
十月