JavaBronze受験で使用しました
いままでのJava入門書が何だったのかと言えるほど、充実した参考書でした
厚みがありますが、ほぼ解答解説かつ分かりやすいので信頼できます
著者はJavaの新人研修を受け持ってきた実績があり、多くの初心者を導いてきたそうです
その経歴を持つ人物が執筆されたため、読者像が明確にされています
スタート地点にいる読者を、「JavaBronze合格」ゴール地点まで着かせるとハッキリされています
つまり、読む前と読み終えた後で、読者がどう変化していてほしいかが設定されているということです
ここが他のJava入門書との差別点です
ただJavaの基本用語、基本プログラムを並べて解説しただけ、こうプログラムを書いたらこう動きます、以上に終始した入門書とは一線を画しています
ある程度Java入門書ジプシーをしたかたであれば、読書前後でJavaへの解像度に変化しているのを感じるはずです
データ隠蔽や情報隠蔽などいった、Javaの基本的な原理原則を丁寧に説明されていて感動しました
ほかの入門書では省かれていることが多く、かえって理解を遠のかせています
痒い所に手が届くレベルで解説されていくので、読み進めるほど実力がついていくのが分かります
Javaにある基本原則が、そもそもなぜ必要されたのか保守コストから成り立ちを教えてくれるので、単純な暗記ではなく、納得させるとこまで読者を持っていこうとする著者の気概を感じられておもしろかったです
練習問題を周回し、8割安定して獲得できたところで受験し、合格できました
解説を見てピンとこなかった問題は、AIに質問して比喩で説明してもらって理解しました
インターフェース周りの理解がかなり怪しいので、あらためて復習します
繰り返し分の引っかけ問題をよく間違えてしまうので、プログラミングはむずかしいなと思いました