鬼頭昭雄のレビュー一覧

  • 異常気象と地球温暖化 未来に何が待っているか

    購入済み

    環境問題

    大学のレポート作成のためと、現在の環境問題について知りたく、購入させて頂きました。環境問題の現状や問題点、私たちによる改善点など、生きる上でやるべき事が多く書き記されており、勉強になりました。

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    2021年01月22日
  • 異常気象と地球温暖化 未来に何が待っているか

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    令和5年の北半球の夏は異常な程の猛暑だった。そんな夏を振り返り、今の自分が後世にできることはないかなと思い、手にしたのがこの本。異常気象や地球温暖化の原因やそのメカニズムを丁寧に説明されていた。ただ、文字ばかりが多いので、多少眠気が襲う。それはさておき、そうした基礎知識を踏まえた上で、今後どのような対策をとって行くべきかもほんのちょっとだが、載っていた。内容は難しいけど、かなり勉強になる本だと感じた。

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    2023年09月08日
  • 異常気象と地球温暖化 未来に何が待っているか

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    もう気候変動は避けられないので適応するしかない。いかに気候変動の振れ幅を小さくするかが問題だという段階まで来てしまっているのを認識させられた。

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    2020年11月29日
  • 異常気象と地球温暖化 未来に何が待っているか

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    著者の鬼頭昭雄氏(1953年~)は、京大大学院理学研究科卒の地球物理学者で、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」評価報告書の執筆者を務めており、本書は、その評価報告書の内容を中心に最新の情報・取り組みについて記したもの。
    IPCCの評価報告書は、地球温暖化に関する概ね世界標準の見解とは言えようが、この問題については、一方で、温暖化が進んでいるということ自体への懐疑論や、温暖化の原因は人為的なものではないという懐疑論があるのも事実であり、著者の立場を認識して読む必要はある。
    著者の主張は概ね以下である。
    ◆地球の「気候システム」を駆動する力は太陽エネルギーで、地球が太陽から受け取るエネルギ

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    2017年12月22日
  • 異常気象と地球温暖化 未来に何が待っているか

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     気候システムを駆動する力は太陽エネルギーです。地球の内部から地表面へ出てくる熱エネルギー(地熱)もありますが、その量は地球たいきの上端に到達する太陽エネルギーの四〇〇〇〇の一に過ぎず、また人間活動が出すエネルギーはそのさらに半分程度(太陽エネルギーの一万分の一)であり、本書の議論の範囲では無視できる大きさです。


     温室効果ガスは、赤外線を吸収しやすいが、可視光線は吸収しにくいという性質があります。太陽によって暖められた陸や海などの地表面からは赤外線が放射されますが、その多くが、これら温室効果ガスで吸収されます。すると大気が暖まり、そこから赤外線が放射されます。大気からは上下左右の全方向に

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    2024年01月20日
  • 異常気象と地球温暖化 未来に何が待っているか

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    IPCCの報告書の作成に関わった著者が書いた気候変動の解説書。気候変動の原因を様々に考察し、やはり二酸化炭素の増加が原因だとする。二酸化炭素の排出量と平均気温が見事に相関しているデータを見ると、納得である。また、大気中の二酸化炭素の量が多い限り、次の氷期は数万年後になるという。本気で二酸化炭素の排出量を減らすしかない。

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    2021年05月01日
  • 異常気象と地球温暖化 未来に何が待っているか

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    異常気象とは何か、気候とはどういうメカニズムで成り立っているのか、これからの地球の気候は、はたまた日本の気候はどのように予測されているのかなどなど、とにかくひたすら気象と気候の話が語られている。ちょっと専門的な用語表現や細かい数値による説明が多いので、スーッと読めるという感じではないが、気象に関して非常に多角的に取り上げているので、興味のある人にとっては有用だろう。筆者は、IPCCの第1次作業部会、第2次~第5次評価報告書の執筆者でもある理学博士。

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    2016年08月14日
  • 異常気象と地球温暖化 未来に何が待っているか

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    冷静沈着な解説がいい。
    それにもかかわらず・・・・、二酸化炭素排出量をなんとかしなければ、たいへんなことになる・・・ようなことがひしひしと伝わる。

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    2015年04月19日