北条司のレビュー一覧

"「獠…あのじいさん 一体…あんたとどういう関係なの？」
「…………世界のあらゆる情報を覗ける男さ…そして…
おれをこの世界にひきこんだ男……」"[p.132]

"「音さ！おまえを撃とうと銃をかまえる音でわかる そこをおれがーー」
「フンガガフンガフンガフン！(こんな広いとこで音がわかるか！)」
「おれの耳が特別なことは さっきのことでわかってるはずだ！
それに どうせこのままで おれが殺されればおまえもしぬんだぜ！」
「………………し…信用してるぞ！」
「...続きを読むもちろんだ！」"

"「そういう世界の男なのさ！
きみのおかげで事件が解決できたよ」
「…………フ……ン シティーハンター…
冴羽獠ーーか」
「だれだきさま」
「へんな顔でにらむなよ
槇村香ーーあんたの相棒の妹さ！」"[p.126]

来年の映画が気になって、その前に読んでみようと思った。

４０年前からタイムスリップしたとされる怪しい青年・倉田に関する真相が明らかに。また「両目のダイヤが失われる時、人類を滅亡させる」と言い伝えられた古代の神像が日本に。右目を持つ男が本来の場所に戻してほしいと依頼する。

シティハンターへの依頼は、ある時計を処分しろというものだった。大人気女優が手にしていたのは、「運命の相手と出逢った時にだけ時を刻むという不思議なペンダント型の時計。ある人が持った時、動かなかった時計が僅かに動く。

海坊主の携帯電話に衝撃の一言が告げられる。見知らぬ女性からの着院に、勝手に出た獠たちは大混乱。喫茶キャッツアイに来た隼子という少女は獠を海坊主と勘違いしてしまう。そして、海坊主とかつての恋人との過去が明らかに。

香瑩が新宿の路上で助けたのは「４０年前からタイムスリップした」と謎めいた主張をする怪しい青年・倉田。しかし、調べていくうちに本当に４０年前に彼が実在したという証拠が出てしまう。この男の正体とは何なのだろうか。

久々にシティーハンターの元に来た依頼はなんと「核爆弾の処理」だった。新宿の町全体を人質に取った悪質なイタズラと思われていたが、コインロッカーから本物の核爆弾が出て来る。姿を現さない依頼人。果たしてどうなる。

最愛の人香の命日の前日、いつもの新宿駅伝言板には「ＸＹＺ失われた家族との再会を果たしたい。四季の路のエゴノキの花のもとで待つ　かおり」という謎めいたものだった。そして、待ち合わせ場所に現れた人物とは。

日本から来た神像によるダイヤの秘密が明らかとなった後、親代わりの海坊主にすら告げず、休日の早朝から１人で何処かへと出かける信宏。後を追った香瑩が目にしたのはパンダの着ぐるみに身を包んだ信宏だった。

獠が大切に保存していた型番落ちの古い携帯電話。もう使用されていない携帯電話の伝言メモには、唯一残った獠の最愛の人、香の声だった。そして、香瑩も聞いたことがなかった彼女の声が再生されることとなった。

信宏が幼い頃生き別れたという妹にそっくりな少女の謎が明らかに。真相を探るため、少女を捜索する香瑩たちだったが、今までに語られることの無かった悲しい信宏の過去が判明する。

スピンオフなのかな？

話はまあまあだが、北条絵を知ってると辛いな。まあ相当古いのでそれと差はないが。

あの喫茶店は吉祥寺のアレ、そのままだった…

香の想い出というか、香に関するネタは、もう鉄板で涙涙になってしまうのはわかるけど、心臓移植してから、もう何年経ったんだったっけと、ふと考えてしまう

想い出として、幻としてでなく香を登場させるとなると変則的なカメ子の出番しかないのだろうけど、まぁ、それでも突然実は双子の妹がいましたとかならなくて良かったなぁ。ファーストシーズンとはつじつまあってるんだけど、もはやシティハンターからは整合性を夢見てはいけないなぁ

信宏の足長おじさんの話でした。

アルバイトのエピソードで笑いを取りつつ、本筋では泣かせに入るという構成で、でも、本筋のストーリーが単調なので今一つ感情移入ができず。

感動≪させよう≫話が中心なので、いまいちなのですが、タイムスリップしてきた男の話はどうなるのかなと興味あります。