遠山雄亮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
某有名棋書ではないが「将棋は歩から」ということで、歩の基本的な手筋が計180問。継ぎ歩や垂れ歩、そして端攻めなど。
歩というのは将棋の駒の中で最も価値が低い駒である。だが決して侮ること勿れ。その分、上手く操れれば大きな戦果を挙げることができる。歩を使った攻めというのは、言ってみれば考え得る限り最も効率の良い攻めであるわけだ。当然、歩の使い方如何で棋力が変わってきて、プロはもちろんのことながらアマチュアでも高段者になるとやはり歩の使い方が上手いなぁと感じる。
本書が対象としているのは恐らく級位者で、部分図と全体図を使い分け、わかり易くかつ着実にレベルアップ出来る様に工夫されている。
8割