開運料理人ちこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『神様に捧げる、米と塩と水。人間はたったこれだけで、こんなに幸せになれるんだよ』
たったひとつの“塩おむすび”が人生を変えてくれた。呪いを解いてくれた。そんな『いのちのおむすび』の作り方。
神様が宿る台所。台所は小さな神社。
そこで作ったごはんを食べるとちからがあふれてくる。なんとも心が満たされるという。
台所を一番気持ちのいい空間に変える。よい空気が流れる場所にする。
清・明・正・直の四つがそろうところを神様は好むという。だからブレていると感じたら清く、明るく、正しく、直く、リセットをするのだ。
他にも、
・あとで、をなくしてみる。
・最後の一粒まで、よく味わってみる。
・心を磨くように、包丁を研いでみる。
というような台所や食に関する丁寧な暮らしの仕方が書いてあります。
私は数年前まで神社巡りが趣味で御朱印集めをしたり、開運・引き寄せの書籍が好きで読んでいました。そして料理が好きでかつては調理の仕事もさせてもらっていたのもあり、この本に出会えた時、運命のようにときめいていました。
そしてそのときめきは時間が経った今も変わらず。この本を読むと、あぁ、やっぱり食っていいな。ひとつひとつを丁寧に行うのって素敵だな。と思い出させてくれます。
ここでかつてハマっていた私流おむすびの作り方をひとつ。
①お米の最初は天然水で研ぐ。
1回目の吸水率が抜群にいいのでいいお水を使う。
②丁寧に研いだら、吸水時間をとる。
③火加減を調節しながら土鍋にいれてクツクツ炊く。
④炊きたての熱々のごはんを塩水をつけた手で素早く握る。
そんな風に作るおむすびって具を入れなくても格別美味しいんです。
それに米と塩と水→おむすびという話は、日本酒(地酒LOVER)にも似ているんです。米と麹と水。それだけで無限の味と香りを醸し出す。想像するだけでなんと尊い幸せか。それがおむすびにも適応するなんて✨️と感動でした。今は仕事以外にかける時間がなさすぎて、いろいろ離れてしまいましたが… -
Posted by ブクログ
ごはんを食べる、という概念を根底から覆してくれた一冊です。
単に空腹を満たす行為と思っていましたが、「食事は神事。食べることによって生かされている。動物、鳥、魚のみならず、野菜、果実、穀物にもいのちのがある。」という考えに衝撃を受けました。
一粒の米も苦労の賜物。いただきますという言葉は、「あまつちの恵み 箸を高く捧げて いただきます」土と木々、海と空と太陽に、また食べ物を作って下さった方々、食べ物を運んで下さった方々、ありがとう」その全ての気持ちを、一言に集約した言葉なんですね。
ごはんを作る、という行為も単に食材を調理するのではなく、いのちの恵みをカラダに取り入れる聖なる儀式かもしれないと思いました。 -
Posted by ブクログ
「ごはんを変えるだけで人生は変わる」。数年ほど前にも読んだことがありましたが、改めて読み直すと、この本に書かれていることは、方法論でなく「在り方」だと気付かされました。
台所という空間に神聖さを見出し、命をつくる食材への感謝。そして、食べた人が幸せになりますようにという祈りをこめた料理の時間。ごはんに想いを込めるからこそ、料理にエネルギーが宿り、そのエネルギーが食べた人を幸せにする……そんな素敵な循環が毎日のごはんの時間で生み出されるって、素晴らしいことだと感じます。
ごはんは毎日食べるものだからこそ、想いの積み重ねた人とそうでない人の差は大きなものとなるでしょう。料理の時間を見直すことが楽しみになる、そんな1冊です。