白石朗・他のレビュー一覧

  • 夕暮れをすぎて
    キングの短編集。世にも奇妙な物語って感じです。最初の二話はふーん。こんなもんか。という感じ。「ハーヴィーの夢」でちょっとひっかかり、「パーキングエリア」はちょっと笑え。「エアロバイク」はこれがキングかも!と思える面白さで、「彼らが残したもの」は前半ん?とおもいながら読んで、後半なきました。「卒業の午...続きを読む
  • 夕暮れをすぎて
    今の日本を覆う音楽がプログレなら小説は恐怖の帝王S・キングでしょう。

    この短編集は2008年にアメリカで出版された原書の前半部分です。
    330pの短編集としてはアンバランスなほど長い「ジンジャーブレッド・ガール」などに、その元の大きさを想像させるものがあります。

    読み終えて感じることは、やはり文...続きを読む
  • 夜がはじまるとき
    久々にキングの近刊を読む。気づいたら底なし沼に引きずり込まれていた、というキングらしい怖さの「N」、夫婦愛・家族愛を描かせるとひときわ輝きを見せるのが常だが、「ニューヨークタイムズを特別価格で」。わたしはこれが好きだった。「魔性の猫」は、ちょっとステロタイプだったなぁ。「グリーンマイル」をちょっと彷...続きを読む
  • 夕暮れをすぎて
    不思議なお話の数々。

    個人的には「エアロバイク」が好き。

    ただ、傑作なのは「彼らが残したもの」だと思う。
    同時多発テロの被害者の人たちに思いをはせることができます。
  • 夜がはじまるとき
    「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」は好きだった。
    「どんづまりの窮地」はどうしてもダメだ。。。
  • 夕暮れをすぎて
    時々ブンガク的な小説も出すキングだが、やはりこういうちょっとホラーチックなものがよい。翻訳も安定感のある人たちで分担されており読みやすい。超自然的な話や殺人鬼との追いつ追われつなど、7つの短編が収められており、著者自身によるあとがきもある。二分冊のうち下巻にあたる部分も近日刊行予定だとか。■生きてい...続きを読む