早野龍五のレビュー一覧

  • 知ろうとすること。
    東日本大震災に起因する福島原発の事故の影響についてはこれまでセンセーショナルに扱われてきた側面も強い。しかし、事実はどうなのか、ということについてこの本を読むと、「そうだったのか」と目を開かされる部分が多くあった。文中でも述べられているが、当事者の知識は前に進んでいるものの、離れた地域にいるわれわれ...続きを読む
  • 知ろうとすること。
    きちんと根拠を持って恐れなければならない。
    知ろうとする努力を怠ってはいけない。

    例えば、週刊誌を買う場合、一番上にあるものではなくて、ついその下の2冊目を手にしちゃうことがある。一番上の本が汚れていれば別だが、明らかにきれいな本があるときにも、2冊目をとってしまう。これは誰でも経験があることだと...続きを読む
  • 知ろうとすること。
    震災から5年経ち、何かの記事で進められていて読んだ。
    東北の野菜は、避けていたが、この著者曰く内部被曝は想定した以上に少ない事実を知った。

    未も風評被害はあるのだろうか。
    事実を認識し納得して行動しなければと思う。
  • 知ろうとすること。
    物理学者の早野龍五さん×糸井重里さんの福島第一原発をテーマにした対談集。
    一度持った疑いを晴らすのは本当に難しい。でもその疑いの種はどこから来たものか。その種は自分の考えを動かすほど信頼に値するものか。根拠のない声に踊らされないようにしなければと思う。
    「大丈夫です」「安心です」その言葉も、いつか科...続きを読む
  • 知ろうとすること。
    この本を読んで、震災から3年半が経った今でも、自分は放射能の実態について理解していなかったんだなと思った。
    もう、何が本当かわからないから、もしかして、ものすごい深刻なレベルで福島近辺の住人は内部被ばくを受けてしまっているんじゃないかという疑念があったのだけれど、この本は、事実とデータに基づいた観点...続きを読む
  • 知ろうとすること。
    どなたかのエッセイか何かに出てきてメモしていたもの。タイトルだけでは何かわからないけど、福島の原発事故にかかわる科学的視点からの事実認識の話。
    糸井重里さんと物理学者の早野龍五さんによる対談形式で読みやすい。

    一般人の感覚からすると、普通に生きていても自然から被曝していることは意識の外に行ってしま...続きを読む
  • 知ろうとすること。
    表紙の写真から、高校生を交えての対話かと期待したが、著者二人だけの対話だった。風評被害は間違った事実認識から、避けられた被害を導く。福岡原発事故直後もしかり。特に災害時には事実を正しくつかむ冷静さをもとう、という趣旨。マスコミはニュース性のある事柄を取り上げる傾向にあるので踊らされることなく、冷静に...続きを読む
  • 知ろうとすること。
    原発事故後の放射線の影響について、糸井重里さんと東京大学大学院理学系研究科教授の早野龍五さんの対談。
    福島原発の事故について知りたいと思った素人に、取っ掛かり易く二人で説明してくれている。
    三回読んだけど理解したかどうか怪しい。
  • 知ろうとすること。
    東日本大震災の直後の早野氏の冷静なツイッターを元にした内容。推測や感想ではなく、事実を淡々と伝えることの大切さと、多くの推測に惑わされないことが重要という話。
  • 知ろうとすること。
    我々の体には、138億年前の水素が入っている。それから地球誕生前にできたか理由も40も入っている ウランは半減期が44億6,800万年。つまり長い時間をかけて最終的には鉛になる 遠くにいて、ニュースだけでしていることと、実際の現場は全くかけ離れていることもある 人というのは、面白いもので、野次...続きを読む