佐々木敏のレビュー一覧

中途採用捜査官 SAT、警視庁に突入せよ！

佐々木敏

事実上の警察の総本山と目される警視庁。もしその砦が乗っ取られたら、という破天荒な設定。そして占拠する方法も、なかなか巧妙でありえないともいえない。たまたま居合わせた捜査二課の中途採用捜査官の結城、恵は内部から犯人たちに立ち向かう。ＳＡＴも動員されるが、敵は核弾頭も仕掛けられる国際テロリストなのだったー。

中途採用捜査官 下 かつての上司を逮捕せよ

佐々木敏

一課より上品、三課より知的、組織犯罪対策部より紳士的。そんな二課の団藤班に配属された結城と恵。現場は結城のかつての勤務先コンパクト社だった。クラッキングが内部の犯行だった場合、社の事情に詳しい結城が秘密兵器になる。そして、結城は令状をもたされかつての上司システム部長の土井に手渡した。

中途採用捜査官 上 “敵の手の内”読めるやつ

佐々木敏

コンパクト社勤務の結城はシリコンバレー特派員という朗報にだまされて、上機嫌で出社すると、なんと人事部からの解雇通知。エンジニア解雇は慎重にしなければという会社側の罠だった。夜、自分のアパートに帰った結城は警視庁捜査二課の家宅捜索に出くわす。コンパクト社の不正アクセス事件の容疑者としてノートパソコンを押収され逮補される。

中途採用捜査官 下 かつての上司を逮捕せよ

佐々木敏

中途採用捜査官と言う設定がいいです。事件自体の細かい部分は読みとばしてしまいましたが（笑）、登場人物の掛け合いが面白い作品です。シリーズが続いているようですので、次も読んでみたいと思います。

中途採用捜査官 上 “敵の手の内”読めるやつ

佐々木敏

ゆる～い感じでさらっと読めました。
コメディなのか、そうでもないのかの雰囲気がやや中途半端な気もしますが、よく考えたら絶妙なバランスのような気もするし。
不思議なジャンルです（笑）
下巻でどういう結末になるのか楽しみです。

中途採用捜査官 SAT、警視庁に突入せよ！

佐々木敏

テロリストが警視庁を占拠した!? しかもSIT(特殊犯捜査係)が動けない!? さあ、どうする? 現実の本庁内部を調べ尽くし、目もくらむスピード感と驚くべき整合性で描く警察小説。本庁ビル図解つき。