この本を読んでいる途中で、自分自身が人工呼吸器のお世話になった。
気管挿管をして、その後気管切開もした。
何の経験もない状態で読むより、経験した後のほうが、「なるほど。あの時のやつか」とより理解できた。
呼吸器のモニターを見ることができていれば、もっと理解できただろうなと思う。
何事もそうかもしれないが、本での勉強だけより、実践、経験が加わるほうがしっかり理解できる。
実際に呼吸器を扱う職場で働く人が、この本と共に勉強すれば、理解が早まるのではないかと思う。
欲を言えば、気管切開について、もう少し詳しく書かれていたらもっと良かった。