北澤孝太郎のレビュー一覧
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ネタバレ上司に薦められて手に取ったが、非常に含蓄のある書籍で多くの学びを得ることができた。「営業部長」というタイトルだがもっと汎用性があると思う。
あいまいになりがちな各役職(役員、部長、課長)の役割を明確化したうえで、本書の対象である部長については役員が掲げる「思い」の実現のため、①外部統合②思いの具現化(戦略・戦術)とそれの部下への伝達③内部統制ができる課長の育成(リーディング・コーティング)が部長の役割であり、課長の延長のような仕事のやり方(大課長)や下からの報告を承認するだけでは部長の職務としては不十分である。
非常に重要な職責を担う部長には「知識」などのスキル面に加えて、「美意識」が必要 -
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200622「場当たり的」が会社を潰す 北澤孝太郎
縦社会の強い日本は、本気で「戦略」を作ってきていない
体育会系の営業強化一本でやってきたツケ
経営を担える人材がいない・育たない
本質を考えるより、訪問件数に向かう社員が評価される
コロナでその体質が変わるのか?
「会社」
「強い思い=大目標」→「戦略」→「戦術」
戦略には一貫性、戦術には臨機応変
戦略の不全=「場当たり的」戦略不在・思いつきの戦術
戦略が論理的・合理的でなく、ブレると
組織は成果を上げられず、職員は成長感なく、徒労感
「リーダー」
論理性・思索力の有無 言語化(Data&論理)
「一般論」で主張を正当化、「戦術」は対症 -
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営業力の必要性を痛感します。
営業とは何か
本書は
顧客価値創造
マーケティング
売る
にあると説きます。
物を売ろうと思ったら顧客に必要なものを作る必要があります。
それからお客さんに情報を届けて必要と感じてもらう。
最後に説明して買ってもらう。
それはストーリーであってそこに至る脇道や伏線がたくさんあるわけです。
その伏線を回収するのもまた営業かなと思います。
営業職だけでなく役に立つ本やと思います。
知識の知恵化は見知った内容をいかにして使えるようにするか書かれています。
見聞したものでも追体験することで血肉になります。
本書ではテクニックを紹介するところが多いです。
そのテクニ -
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営業に対して、もう少し踏み込んで考える良い機会となった。正直、営業を軽視していたところがある。会社として個人としてクライアントに対して何ができるのかは実際に人に会ってみて初めて分かること。この点が自分に欠けており、反省した。
アクションを起こし、提案。だめなら次というPDCAを繰り返す習慣が自分には必要。人に会うことを躊躇しているのは時間の無駄。
今の目標は、今まで躊躇っていたことをやる。
これが結果的に、自分の人脈を広げて、自分の視野を広げ、ビジネスが広がり、世界の見え方が広がる。
営業は奥深い。一方、自分で納得のいくものを提供できる環境に居続けたい。 -
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営業として必要なことがいくつも書かれている。中々全て出来るわけではないがその中でも判断内容→何のために +現状どうなのか(現状分析)+何故そうなったのか(原因分析)+どうすれば良いか(選択肢の列挙)+どうすればなるのか(将来予測)→やれる事、やるべき事、やりたいこと→今やること5W3H(When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、Why(なぜ)、What(何を)、How(どのように)、How many(どのくらい)、How much(いくら)の8つ。 )→繰り返し修正しながら続けることはどの仕事においても重要なことだと思う。個人の営業戦略を立てるには参考になる本
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Posted by ブクログ
◾️目的
2階層マネジメントをいつでもできるようにする示唆を得るため。
◾️本質
営業部長の役割は、セールスだけでなく、ビジネスメイキングである
◾️感想
営業部長の役割や求められる能力などについて理解できた。
◾️ポイント
・課長は内部統制、部長は外部統合、役員はイノベーションを完了に責任を持つ
・外部の知識を持って、自分の知識や既存のものと掛け合わせることが外部統合
・大課長=PDCAサイクルを高速で回して、メンバーフォローを行なって結果を出させること
・大課長はより細分化して成果を創出させるに対して、部長は統合して、より中長期の結果を出すこと。
・課長がしっかりとPDCAを