嶋本恵美のレビュー一覧
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◆最初の会議で問題を解決してしまう:行動する前に問題の解決策を考える(当初仮説をたてる)
◆海の水を全部沸かすな:猛烈に働くのではなく、賢く働く。あなたの抱えている問題に関するデータも、したほうがいい分析も、それこそ山のようにある。その対部分を無視することだ。
◆シングルヒットを打つ(期待に応える):すべてができるわけではないのだから、しようとしないこと。すべきことだけを、きちんとする。ホームランを狙って、10打席のうち9打席で三振に終わるより、コンスタントに一塁に出るほうがずっといい。
◆大きな絵を眺める(目標を定期的に確認する):ときどき、そのときしていることから心のなかで一歩退いてみる。 -
Posted by ブクログ
日々の業務をより生産的にするための意識のヒントがまとめられていた良書であった。
小さなテーマごとに、筆者の一流コンサルタント集団での経験とそこから得た学びがコンパクトにまとめられていた。
特に印象に残ったヒントが2つある。
1つは、「シングルヒットを打つ」意識を持つことである。毎回完璧(ホームラン)を狙うのではなく、単打を積み重ねる意識が大事との教えである。不健全な完璧主義に陥りやすい自分にとって、心に留めておきたい言葉であった。
もう1つは、「大きな問題も構成要素に分解すれば解決出来る」意識を持つことである。自分でも解けるレベルまで課題を分解する癖をつけることで、様々な大きな問題にも怯まず -
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Posted by ブクログ
マッキンゼーについて知りたくて読書。
大前研一さんや勝間和代さんを通じて知ったマッキンゼー社。その強さ、特徴を知りたいと思う。事実から始め、事実から仮設を作り、解決策を考える。
厳しくても、出身者の多くが多彩な分野や上級職へキャリアパスしている点からも同社が学校のような存在であることが分かる。そして、同社の出身であることを堂々と誇る、そんな会社はいいなと感じる。
よりマッキンゼーについて知りたくなる1冊。
不況下の日本で、いまだに大企業志向が強いのも分かる氣がする。安定力よりも、その企業が持つ伝統、文化、教育に魅力を感じているからなのかもしれない。
読書時間:約25分 -
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Posted by ブクログ
前半部分の分析やプレゼンテーションに関する章は他の本で読んだことがあったので面白くなかったが、後半部分のマネージメントの部分は学ぶべきことが多くあった。マッキンゼー出身の上司の行動に納得がいく箇所がいくつかあり面白かったし、自分も身につけられるが実感できた。
・CEOフォーカス p.148
組織の優先事項の上位5つほどを頭にいれておけば、クライアントが最も必要としていることに考えを集中せざる負えなくなる。たとえその一部があなたの仕事に直接かかわってこないとしても。
・クライアントが変化を起こすのを手伝う p.154
・コミュニケーションは不足より過剰の方がよい p.206
・チームの士 -
Posted by ブクログ
新入社員の当時を思い出してしまいます。
死ぬほど働くって言ううわさどおりに夜中でもメールのやりとりをしたり、議論で頭の回転の速さに置いてけぼりを食らたり、あなたの仕事は、なっていません!と(クライアントなのに!)怒らたり(笑)、etcあのころはかなりダメだしを食らったなぁと・・・。入社当時一番のカルチャーショックでした。
もちろん、一般の会社員と比べれば信じられないほど稼ぐ人たちだからっていうのもあるけど、頭が良くて上を目指す人たちっていうのはこういう人たちだな、と感じました。
まぁ、マッキンゼーは相当優秀な人材しか入れないらしいからねぇ。デキが違うといってしまえばそれまでなんだけ -
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Posted by ブクログ
■当初仮説の立案
Factの収集→構成要素に分解(キードライバー)→そこへの解決策の立案。ただし、上がってきた案に対しては多角的な視点で見る事。
■Forces at Work
分析のための枠組み。施策の実施に当たって、対象にどのような影響が出るかを考える。「Five Force」のようなもの。
■キードライバー
要は物事の核心をつくという事。枝葉末節には捉われない事が重要。
■エレベーターテスト
提案事項や問題点を30秒程度にまとめる。
■「学び」の蓄積
一日の成果をチャートにまとめて整理する。3つくらいを1、2枚のチャートで。
■「大きな絵」を見る
物事を俯瞰して見直す事。枝葉末