生田與克のレビュー一覧

  • あんなに大きかったホッケがなぜこんなに小さくなったのか

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    日本は海に囲まれた島国だ。国土の面積は約38万㎢で世界の61番目だが、その細長い形状から海岸線の長さは3万5,558㎞もあり、何と豪州、米国を抑えて世界第6位だそうだ。そして「ここまでは自国の海」と決められている国土から200海里の排他的経済水域が国土面積の約12倍の447万㎢で、これも世界第6位だ。暖流と寒流が流れ込む豊かな海に囲まれて、日本が昔から海の幸に恵まれていたのも納得だ。そして山があり森があるのできれいな水がふんだんに使え、魚を美味しく料理するのに最適な環境なのだ。
    著者は東京の築地市場にある魚河岸の三代目、海産物を美味しく食べる方法を熟知している魚のプロフェッショナルだ。旬の、身

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    2016年07月18日
  • 報道特注(本)

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    YouTubeで放送されている報道特注の本。 

    大半が動画と同じような内容なのでさして目新しさはないけれど、文字にすることで聞き取りにくかったりした部分もわかるし、注釈もあるのでより分かりやすくなっていると思う。
    動画を補う形で読み進められる。

    是非とも街頭で憲法九条は平和憲法だ!改憲反対!とか言って署名運動をしているご年配の人にも読んで貰いたいもんだ。

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    2018年02月20日
  • あんなに大きかったホッケがなぜこんなに小さくなったのか

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    ここ4-5年で本当に小さくなって、且つ値段も上がってしまったホッケ。。どうして?居ないの?。。。その率直な問いかけの答えがここで述べられている。

    溢れる生命力とポテンシャルを有する日本の海なのに、魚資源が枯渇していく現実を著されると、なんだか歯痒い思いが頭をよぎる!

    僕にも一因があるんだなぁ。
    国産の身振りの良いホッケを、いや、魚を、
    これからも食べたいなぁと思います。

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    2015年08月02日
  • あんなに大きかったホッケがなぜこんなに小さくなったのか

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    <目次>
    プロローグ  魚とうまくやっていこうぜ!
    第1章    日本の魚が世界一うまいワケ
    第2章    魚をおいしく食べ続けるために

    <内容>
    この本を読んで、カリカリした。怒りがこみあげてきた。官僚の、企業の勝手さ。プロローグは事実が並ぶ。第1章は日本の魚の美味しさ、素晴らしさが並ぶ。が一転第2章は、日本漁業のじり貧と言うか、末路が載っている。このままではおそらく、日本の漁業は破綻するだろう。そればかりか世界の鼻つまみ者になり(すでになっているかも)、今日本に訪れている観光客に見放され(和食のベースに魚があるからだ)、日本の衰退は加速度的になるのではないか?
    それは、おそらく経済成長と

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    2015年03月03日
  • あんなに大きかったホッケがなぜこんなに小さくなったのか

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    魚のことを除く、政治的な発言は時々違うかな、と感じることがあるけれど、魚に関してはこの人の感覚は自分に近いと感じてる。

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    2015年02月25日
  • 報道特注(本)

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    対談としては面白いが、あまりにグダグダすぎて本としてのまとまりは悪い。

    最近読んだ本に共通するが、本当に、マスコミの報道は酷い。何様だよ。

    一つ一つの項目は薄いが、それぞれに濃く噛み込んでいる当事者の生の対談なんで、面白いのは面白い。

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    2020年03月03日
  • あんなに大きかったホッケがなぜこんなに小さくなったのか

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    カバーのフォント、とにかくひどすぎる。
    こんな文字使って、何を表現したいのだろうか…。
    と思いながら読み進める。
    ホッケが小さくなったのは結局、漁獲量の減少が原因だという話。かつてのニシンを引き合いに出しての説明は、よく聞く説であるし、知っていることではあるが、それから何も反省していないのか日本の漁師たちよ。と思わずにはいられない。
    本書では漁師だけにその責を求めるのではなく、広く政府の政策にも呼びかけが必要だとしている。その意図には充分賛同するが、いかんせん各章の節毎に表示されるフォントをみて、説得力がガタ落ちだよなあ、と残念な気持ちになるデザインである。

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    2016年01月05日
  • あんなに大きかったホッケがなぜこんなに小さくなったのか

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    ホッケの話ばかりではなく、日本の漁業、消費者の食卓、築地のことなど。魚を取り巻く環境、それは、漁業であったり、日本人の食卓であったり、それを継続的に維持し、おいしい魚を食べ続けるためにどうするのか。釣り師としても考えさせられる。

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    2015年02月13日