依田紀基のレビュー一覧
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ネタバレ小学生からプロの道がある囲碁の世界。
社会経験がないのに、お金をもらえるので、遠めから見るとなんとなく勘違いしているように見える人もいるような気がする。
礼儀作法、挨拶など、勝てばかつほど、礼儀正しくなっていく人もいる。
ちょうど、ヒカルの碁のコミック、アニメを見るとわかるかもしれない。
さまざまな人間模様が囲碁の世界にある。
そこを生き抜いた依田の言葉だけに重みがある。
いろいろな経験のもとに形成された思考を知ることができる。
小中学生の囲碁ファン必読。
内容では、
「正しいか より 新しいか で物を見る。」
「不安な手イコールだめな手とは限らない。」
「どうあっても -
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ネタバレ[ 内容 ]
トップ囲碁棋士のなかでも、とくに優れた大局観をもつ著者が、プロとして勝ち続けるために必要な、ものの見方、考え方を明快に説く。
布石、定石、手筋といった知識・技術の先にある囲碁の極意とは?
幼少期から劣等生で、意志が弱く、誘惑に勝てなかった著者が、いかにして最強の囲碁棋士となったのか?
「捨石の発想」「悪手が好手になるとき」「強さと弱さは同居する」「負けには理由が必ずある」-物事の本質を見抜く勝負師の言葉は、ビジネスにも人生にも通じる普遍性をもつ。
[ 目次 ]
第1章 「正しいか」より「新しいか」でものを見る-大局観と判断力
第2章 不安な手イコールだめな手とは限らない-劣等感 -
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依田さんは同い年ながら直接の接点は無い。しかし、友達の友達という事で昔から知ってる人のような感じだ。この本の題名は実は虚仮の一念が良かったのではないか。
気力x体力x虚仮の一念=勝つ よく分かりません。
夢xツキx虚仮の一念=ドラマチックな生き方 全くわかりません。
要は小賢しい知識やちょっとした技術より心の持ち方が大事と言うことを言いたいらしい。
学業がダメだったのがコンプレックスだったのが以外だが、東大をはじめとして学生の合宿に教えに行ったことで、東大一直線のイメージが崩れあまり頭の良くない人がかなりいると転換。誰のこと?
夜明け前に目覚め散歩中にまだ登る前の太陽の存在を強烈に感じる、 -
Posted by ブクログ
囲碁のプロ棋士、依田 紀基さんの著作。これまで名人4期、碁聖6期などタイトル獲得多数。子供時代から成績優秀と思いきやずっと”頭が悪い”とコンプレックスを持っていたという。小学校でグングン碁の力が伸びてプロ棋士になったも今度は酒、博打、女でどん底へ。そんなとき中村天風先生の言葉から、”心のもちようは現実を左右するほど大きなものだ”と悟ったという。碁は技術でそれが上回るものが勝つと考えていたが心が勝敗を決めていた、それで人生立ち直ったという。 プロ棋士は技術は紙一重というし、ちょっとした差が大事なんだろう。学問には正解があるが社会には正解がない、という言葉もいい言葉。