松尾秀哉のレビュー一覧

  • ヨーロッパ現代史
    1950年を起点にして、2000年代までのイギリス、フランス、ドイツを中心に、適宜大きな動きがあったその他のヨーロッパ各国やソ連を含む東欧諸国の動向を簡潔にまとめている。序章において筆者が全体の流れを提示しているので、それを踏まえて読むことができる点が分かりやすさにつながっている。

    映画「リトル・...続きを読む
  • ヨーロッパ現代史
    これは実に興味深かった!!欧州諸国を巡る最近の情勢に至るまでの「最初にこういうことが在って、それがこうなって、そこから現在の状況が生じている」が判り易く整理されている。なかなかの力作だと思う。
    大学教員である著者が携わった講義のための、幾つかの“ノート”を軸にしたということだが、英国、フランス、ドイ...続きを読む
  • 物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路
    チョコレートやワッフルに隠れた真のベルギーの姿が描かれている。小国ベルギーについて書かれた本は少ないので、非常に貴重な一冊。
  • 物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路
    現在ベルギーに住んでいる。何も知らずに住み始めたものの、街中の銅像や歴史的建造物に触れる機会も多いことから、さらっとは知っておきたいと思い手に取った。ベルギーが一つの国であり続けるために奮闘する歴代の国王の人間性や考え方に焦点をあてて歴史を語っており、とても分かりやすくおもしろい。地名がマニアックな...続きを読む
  • 物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路
    安定の物語シリーズ。ベルギーはEUのなかでも先進的なイメージだが、あまり知らなかった。意外に後進的というか国王が政治に介入することが期待されているかのような政治体制。言語がオランダ語とフランス語に別れ常に独立を含んだ議論、闘争が繰り返されてきた。大国に挟まれた小国ゆえの悩みと苦労というところだろうか...続きを読む
  • 物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路
    あとがきを見ると筆者は歴史の専門家でなく政治の研究者で納得。文化・社会史の視点が弱く,言語問題という主題をもっぱら政治的側面から描いている。面白みは少ないが,想像していた10倍くらい言語問題による分断がひどく,国王の政治介入も行われていて,どの国の政治もたいがい課題を抱えているのだなあということに改...続きを読む
  • 物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路
    ベルギーは1830年にオランダから独立した若い国。プロイセン・ドイツやオーストリア、フランスなどに挟まれ、大国の思惑に翻弄されてきた国。フランス語とオランダ語の2言語国家という不安定さがつきまとう国。
    このヨーロッパのど真ん中にあり、EUの首都を持つ国の歴史は面白いです。
  • 物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路
    ヨーロッパの十字路、ガリア・ベルギカ。
    シャルル・マーニュ時代はフランク王国として栄える。没後は東・中部・西フランク王国に分かれる。870年のメルセン条約により中部フランク王国は東西フランク王国に吸収される。
    12世紀には封建制が完成しいくつか領邦される。その中でもフランドル伯が力が付け、フランドル...続きを読む
  • 物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路
    ベルギーの歴史について建国以後、
    特に大戦後を主軸に描く。
    大戦期のエピソードは少ないが、
    ベルギーの持つ文化的、民族的な多様性が
    簡潔にまとめられており面白い。
    この国の行く末について強い関心が湧いた。